芸能

神田沙也加さん“2人のママ”松田聖子と大地真央の距離感 交錯する配慮

2021年にも共演した松田聖子と大地真央

2021年にも共演した沙也加さんと大地真央

《愛するもう一人のイライザへ 大千穐楽までやり遂げることができたよ 見守ってくれてありがとう》。昨年11月14日から始まったミュージカル『マイ・フェア・レディ』が1月28日、大千秋楽を迎えた。公演後、冒頭のメッセージをインスタグラムに投稿したのは、主役のイライザを務めあげた朝夏まなと(37才)だ。そして“もう一人のイライザ”とは、W主演を務めていた神田沙也加さん(享年35)。

 まもなく彼女の四十九日を迎える──沙也加さんがイライザ役をやり遂げられなかったことを誰よりも深く悲しんでいる人がいる。彼女が“第二のママ”と慕っていた大地真央(65才)だ。

「『マイ・フェア・レディ』のイライザは、大地さんが長く務めてきた大役で、それを沙也加さんが受け継いだ。宝塚出身ではない女優さんが抜擢されるのは38年ぶりで、大地さんはそんな沙也加さんを本当に誇りに思っていました。

 大地さんが沙也加さんにとって“ママ”であったのと同様に、大地さんにとっても沙也加さんは娘同然の存在だったから、大地さんは沙也加さんの突然の死に、言葉も出ないほど動揺し、『どうして、なぜ……』と憔悴していました」(芸能関係者)

 沙也加さんの死の4日後、大地がインスタグラムに投稿したのは、11月の東京公演でのツーショット。沙也加さんの目線がカメラに向けられる一方で、大地はそんな彼女を温かく見つめ、沙也加さんの細い腕に手をかけている。添えられたのは、「さや やすらかに……Love」という短いメッセージだった。

「沙也加さんは、13才のときに大地さんと知り合い、舞台を欠かさず見るほどのファンになった。大地さんは、沙也加さんが心身の不調を抱え、2005年に芸能活動を休止したときも、近くで励まし続けてきたんです」(前出・芸能関係者)

 2006年、沙也加さんは「SAYAKA」あらため本名の「神田沙也加」として芸能界復帰。復帰作となった舞台『紫式部ものがたり』は大地が主演を務めていた。沙也加さんは2007年のブログに大地のことをこう記している。

《7年前、まだ固く硬く閉じていたサヤの感情と感受性の壁を、真央ママは一瞬で粉々に破りました。(中略)ママに直面した時のサヤは、なぜかもう意思と関係なく、泣いて笑う。(中略)ママのお話はその他にもちゃんと言葉にしたい出来事や、暖かいことが今までいっぱいです》

関連記事

トピックス

俳優・北村総一朗さん
《今年90歳の『踊る大捜査線』湾岸署署長》俳優・北村総一朗が語った22歳年下夫人への感謝「人生最大の不幸が戦争体験なら、人生最大の幸せは妻と出会ったこと」
NEWSポストセブン
コムズ被告主催のパーティーにはジャスティン・ビーバーも参加していた(Getty Images)
《米セレブの性パーティー“フリーク・オフ”に新展開》“シャスティン・ビーバー被害者説”を関係者が否定、〈まるで40代〉に激変も口を閉ざしていたワケ【ディディ事件】
NEWSポストセブン
漫才賞レース『THE SECOND』で躍動(c)フジテレビ
「お、お、おさむちゃんでーす!」漫才ブームから40年超で再爆発「ザ・ぼんち」の凄さ ノンスタ石田「名前を言っただけで笑いを取れる芸人なんて他にどれだけいます?」
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト