「お母さんから遠征で学校に来られないとき、その分の課題を出してくださいとお願いされたのには驚きました。遠方にいる歩夢くんの代わりに、お母さんがレポートを提出しに来られたこともあります。スポーツ以外のことも手を抜かないというのが歩夢くんのスタイルでした」
メダルのためにすべてをかける姿を、平野家が行きつけにする寿司店「海転 すし誠 村上店」店長の山田祐二さんも目撃していた。
「危険な競技だけあって、体の管理を徹底しているのでしょう。20才を超えても歩夢くんがお酒を飲んでいるところを見たことがない。いつもパックのフルーツミックスジュースを手に、楽しそうに食事されています」
彼には交際している1才年上の彼女がいるようだが、恋愛でも“ストイック”さが垣間見られるという。
「彼女とは中学生の頃から、7年以上つきあっているんです。調理関係の仕事をしていて、吉高由里子さん似の美人だと評判です。地元の量販店などで普通のカップルと同じようにデートしていますよ。ただ、彼は競技とプライベートをしっかりと分けていて、練習場に彼女を連れて来ることはない。その姿勢は15才でメダリストになる前から変わりませんね」(平野の友人)
早くも2026年開催のミラノ五輪での連覇が期待されている。世界はさらに驚かされることになるだろう。
※女性セブン2022年3月3日号