国内

秋篠宮家と学習院 関係修復不可能を決定付けた“断絶宣言”

学習院に対する秋篠宮家の(写真/宮内庁提供)

学習院に対する秋篠宮家の思いは複雑か(写真/宮内庁提供)

 秋篠宮家の長男・悠仁さまが、4月から国立の筑波大学附属高校(筑附高)に進学されると宮内庁が発表した。悠仁さまは現在通われているお茶の水女子大学附属中学校と筑附高との間の提携校進学制度に出願し、2月13日に同校で行われた学力検査を受けた結果、合格したという。

 皇室といえば学習院に通うもの──そういった印象が強かったが、秋篠宮家では眞子さまと佳子さまがいずれも国際基督教大学(ICU)に進学。悠仁さまも学習院には通っていない。

 2006年、悠仁さまが誕生されたことで、秋篠宮さまは自身も皇位継承者でありながら、同時に「将来の天皇の父」という重責を担われることになる。

「幼い頃から将来の天皇として育てられた天皇陛下とは異なり、弟宮の秋篠宮さまは、比較的奔放に育てられてきました。その秋篠宮さまが、どのような方針で悠仁さまの教育を考えられているのか。その試金石が、2010年の幼稚園選びでした」(宮内庁関係者)

 注目を集める中で秋篠宮ご夫妻が選ばれたのは、学習院ではなくお茶の水幼稚園だった。

「紀子さまがお茶の水女子大を拠点として研究活動を行っていたことから、女性研究者を支援するために同大学が作った特別入園制度を使ったとされています。悠仁さまが“適用第一号”でした」(前出・宮内庁関係者)

 前述したように、眞子さんは2010年にICUへ。佳子さまも、2015年に姉の後を追われた。お子さま方が全員、別の学校へ──秋篠宮家の「学習院離脱」が成った瞬間だった。学習院関係者は、秋篠宮家と学習院の同窓生の交流についてこう証言する。

「秋篠宮ご夫妻に向けて同窓会などの案内を差し上げても、返事をいただけなくて……。最近はもう案内を送ることさえしていません。学習院女子高等科OGの会員誌にも、折に触れて黒田清子さん(紀宮さま)や三笠宮家の彬子さまといった女性皇族が寄稿されてきましたが、紀子さま、眞子さん、佳子さまは申し訳程度に短いお歌を寄せられることはあっても、寄稿という形は実現せず……。こちらからお伺いを立てることも徐々になくなりました」

 2018年には、関係を修復不可能にする出来事が起こる。

「当時の学習院の院長は、悠仁さまが中学進学を控えられていたということもあり、折に触れて近況報告のために秋篠宮邸を訪れていました。ところが、秋篠宮家の最側近から、“今後、報告は控えてほしい”と告げられたというのです。当然、ご夫妻の意向が反映されたものでしょう。秋篠宮家は学習院をないがしろにしたといっても過言ではない。言うなれば“断絶宣言”だったわけです」(別の宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン