芸能

上沼恵美子、番組終了もYouTube好評 これまでの活躍と今後へ前向きな言葉

上沼恵美子

昨年12月に開設したYouTubeが好評の上沼恵美子

 長寿番組が終わることが多い最近のテレビ界。上沼恵美子(66才)が司会を務める『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』もこの春で終了することが発表された。番組での共演経験も多い、放送作家でコラムニストの山田美保子氏が、上沼への熱い思いを綴る。

 * * *

華やかなファッションこそが上沼サンのサービス精神の現れ

「ようやく、おいでいただけました」と黒柳徹子サン(88才)が出迎えたのは、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)「祝47年!突入記念ウィーク」の2日目、2月1日のゲスト、上沼恵美子サンでした。

 ラテ欄には「初対面!“関西のご意見番”が憧れの黒柳に人生相談!?」と。そう、お2人は初対面だったのですね。意外でした。

 上沼サンは、襟元に竹ビーズをあしらった黒のインナーに白のジャケット&ロングスカート。ジャケットの襟の存在感あふれるブローチ、左右の指に光るリング、袖から見え隠れする大きな時計、耳元で揺れるイヤリングなどなど、アクセサリーで遊ぶのが上沼サン流です。この華やかなファッションこそが、上沼サンのサービス精神の表れであり、全身がカメラに映る冠番組しかない上沼サンだからこそのスタイルなのです。

 黒柳徹子サンといえば“芸人泣かせ”として有名ですが(笑い)、上沼サンともなると、「大活躍」「親近感」「おもしろい」「お上手」と大絶賛。上沼サンは「鳥肌が立っている」とおっしゃり、途中から首に汗をかいていらっしゃるのがわかるほど緊張していらっしゃいましたが、トークのテンポは上沼サンがリードしていらしたような気がします。

 唯一、「徹子サン、それはないです」とツッコませていただいたのは、海原千里・万里の大ヒット曲『大阪ラプソディー』のジャケ写が映った際、「どっちがアナタですか?」と質問されたことでした。

 海原万里こと芦川百々子サン(72才)は、上沼サンが番組でたびたびその容姿をネタにする愛すべき「おねーちゃん」。デビューの頃から、カワイイ妹で通ってきた上沼サンに対し、「顔が似ていらっしゃるじゃない?」と(苦笑)。上沼サンもそのときだけは微妙な表情をされていました。大阪のABCテレビでご覧になっていた皆さんも、まさかの事態に大笑いされたのではないかと思われます。

 上沼サンのトークに心を奪われ、コラムで何度も書かせていただいたのは『バラエティー生活笑百科』(NHK)で上沼サンが“浪花のヤング主婦代表”として出ていらした頃。

 熱い想いはすぐにご本人に伝わり、私は『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』(読売テレビ)や『愛の修羅バラ!』(同)、『今夜はえみぃ~GO!!』(毎日放送)にレギュラー出演させていただき、現在も放送されている『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)の初期にも何度かお邪魔していたのです。

関連記事

トピックス

公選法違反で逮捕された田淵容疑者(左)。右は女性スタッフ
「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
NEWSポストセブン
「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも
女性セブン
日本一奪還に必要な補強?それともかつての“欲しい欲しい病”の再発?(時事通信フォト)
《FA大型補強に向け札束攻勢》阿部・巨人の“FA欲しい欲しい病”再発を懸念するOBたち「若い芽を摘む」「ビジョンが見えない」
週刊ポスト
2025年にはデビュー40周年を控える磯野貴理子
《1円玉の小銭持ち歩く磯野貴理子》24歳年下元夫と暮らした「愛の巣」に今もこだわる理由、還暦直前に超高級マンションのローンを完済「いまは仕事もマイペースで幸せです」
NEWSポストセブン
ボランティア女性の服装について話した田淵氏(左、右は女性のXより引用)
《“半ケツビラ配り”で話題》「いればいるほど得だからね~」選挙運動員に時給1500円約束 公職選挙法で逮捕された医師らが若い女性スタッフに行なっていた“呆れた指導”
NEWSポストセブン
傷害致死容疑などで逮捕された川村葉音容疑者(20)、八木原亜麻容疑者(20)、(インスタグラムより)
【北海道大学生殺害】交際相手の女子大生を知る人物は「周りの人がいなかったらここまでなってない…」“みんなから尊敬されていた”被害者を悼む声
NEWSポストセブン
医療機関から出てくるNumber_iの平野紫耀と神宮寺勇太
《走り続けた再デビューの1年》Number_i、仕事の間隙を縫って3人揃って医療機関へメンテナンス 徹底した体調管理のもと大忙しの年末へ
女性セブン
チャンネル登録者数が200万人の人気YouTuber【素潜り漁師】マサル
《チャンネル登録者数200万人》YouTuber素潜り漁師マサル、暴行事件受けて知人女性とトラブル「実名と写真を公開」「反社とのつながりを喧伝」
NEWSポストセブン
白鵬(右)の引退試合にも登場した甥のムンフイデレ(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方 弟子のいじめ問題での部屋閉鎖が長引き“期待の甥っ子”ら新弟子候補たちは入門できず宙ぶらりん状態
週刊ポスト
大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
自身のInstagramで離婚を発表した菊川怜
《離婚で好感度ダウンは過去のこと》資産400億円実業家と離婚の菊川怜もバラエティーで脚光浴びるのは確実か ママタレが離婚後も活躍する条件は「経済力と学歴」 
NEWSポストセブン
被告人質問を受けた須藤被告
《タワマンに引越し、ハーレーダビッドソンを購入》須藤早貴被告が“7000万円の役員報酬”で送った浪費生活【紀州のドン・ファン公判】
NEWSポストセブン