「独立後もすでに話はいくつかきているようで、仕事は続けたいと言っています。いろいろあったけれど彼には役者しか道はないし、本人もそう考えているようです」(東出の知人)
不倫騒動から約2年。東出昌大(34才)が長年所属した「ユマニテ」との専属契約を2月14日付で解消し、解雇同然で事務所を去った。翌15日、同社は公式サイトに《これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました》と異例の声明を掲載している。芸能記者が解説する。
「杏さんとの離婚が成立した後も事務所は落ち込む東出さんを叱咤激励し、各方面に頭を下げて仕事を取ろうと働きかけていました。ところが、彼はあっさり2度目の不祥事を起こし、事務所社長の逆鱗に触れてしまったのです」
ロケで滞在していた広島に東出が20代のハーフ美女Aさんを呼び寄せたのは昨年10月のこと。共演者やスタッフと同じホテルにAさんを宿泊させたことが『週刊文春』に報じられた。
「独身なので恋愛は自由とはいえ、スタッフが彼のためにかけずり回っている間も遊び惚けていた。何より、事務所が激怒したのは情報解禁前の作品の現場に第三者を招き入れたこと。文春の取材を受けた直後、早い段階で社長は東出さんを切ることを決断したそうです」(前出・芸能記者)
時期が2月までずれ込んだのは、そのときすでに東出の主演舞台『悪魔と永遠』の公演が決まっていたためだ。
「皮肉なことに舞台のモデルは東出さん自身。元受刑者が出所後、生きにくい世界で苦悩する様は、世間からバッシングを浴びた東出さんの姿と重なる。“何もかも投げ出して自由に生きたい!”と絶叫する演技は真に迫るものがあり、彼の最高傑作と評する声もあるほど」(舞台関係者)
再びどん底に落ちた東出が世間から逃れるように向かった先は人里離れた山奥だった。
「離婚前に杏さんの勧めで狩猟免許を取得していた東出さんは、富士山のふもとで狩をするのを趣味にしていた。玄人はだしの腕前で、イノシシや鹿を自分でさばくことも。地元の人が騒動を知らないことにも心が安らぐそうで、なけなしの金で買った中古車を自分で運転して頻繁に山に籠もっています」(前出・東出の知人)