芸能

杉良太郎、伍代夏子、矢沢心ら芸能人15名「ワクチン接種」呼びかけ

自衛隊・東京大規模接種会場にてワクチン接種の必要性を訴えた芸能人の面々

自衛隊・東京大規模接種会場にてワクチン接種の必要性を訴えた芸能人の面々

 2月24日、厚生労働省の健康行政特別参与を務める俳優の杉良太郎(77才)が新型コロナウイルスのワクチン接種推進のための広報活動を行った。

「芸能界も相当感染者が出ていて、これは有志を集めて広報すべきと思った」という杉の呼びかけにより、東京・大手町の自衛隊大規模接種会場に集まったのは、杉を合わせて総勢15人。自身は1月末に新型コロナウイルスに感染し、強い喉の痛みに苦しんだといい、「ワクチンの副反応を気にされる方もいらっしゃると聞きますが、(コロナに)かかるほうが何百倍も大変です。あまり怖がらずにワクチン接種をするという方向へ向かってほしい。そんな気持ちをもって、本日臨みました」と、経緯を説明した。

 会場では妻で歌手の伍代夏子(60才)、元プロレスラーの小橋建太(54才)、落語家の吉原朝馬(72才)がモデルナ製ワクチンで3回目の接種を行った。3回ともモデルナ製を接種した伍代は2回目の副反応で高熱に見舞われたそうだが、「3回目は半量の接種ということですし、副反応は症状が出てから解熱剤で対処すればいい。そう考えて、本日接種をいたしました」と接種に至った心境を明かした。

 長引くコロナ禍について杉は「感染してしまうのはどうしても防げない部分があるが、ものすごく怖がりすぎてもいけないなと思う。これまでの日常を取り戻すことがいちばん。1日もはやくそういう日がくるように願っている」と語った。

 2月20日に前立腺がんのため75才で亡くなった歌手で俳優の西郷輝彦さんの話題に及ぶと、「ぼくよりも年齢が下で残念……」と沈痛な面持ちで悼んだ杉。そして厚生労働省の健康行政特別参与としての立場から、「コロナ禍であっても(自分の命を守るために)検査を受けて、早期に病気を発見してほしい」と呼びかけた。

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