フジテレビの久代萌美元アナ(32)やテレビ朝日の富川悠太アナ(45)など民放各局ではアナウンサーの「フリー転身」「退社」が次々と発表されている。そんななか、NHKでは4月に控える大規模な番組改編で同局の看板アナ・和久田麻由子アナ(33)が『ニュースウオッチ9』を降板することが明らかに。4月以降は「レギュラー番組がゼロ」になると話題になったが、そんな和久田アナの後継者候補として、関係者から新たな“有力候補”の名前が挙がった。
それが、『ニュースウオッチ9』でキャスターの和久田アナをリポーターとしてサポートしていた星麻琴アナ(30)だ。
「声が高すぎず落ち着いたアナウンス力に定評がありますし、和久田アナが休みの時はキャスターの仕事もそつなくこなしていた。彼女は“二世アナ”ですがそんなことはおくびにも出さず、謙虚な性格でスタッフのウケもいい」(NHK関係者)
たしかに和久田アナに最も近い位置で仕事をともにしてきた星アナは有力な“後継者候補”と言えそうだが、4月からは同番組を離れて『日曜討論』のMCを務めることが決まっている。『ニュース7』MCに抜擢された林田理沙アナ(32)など帯番組のMCに目が行きがちだが、星アナはこのNHK関係者も言うように「二世アナ」として局内外で注目を集めているのだという。
女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「苗字が違うのであまり知られていませんが、彼女のお母さんは元TBSアナウンサーの三雲孝江さん(67)なんです。入社後は和久田アナの初任地でもある岡山放送局に赴任され、その後、札幌放送局→東京アナウンス室と異動しています。『おはよう岡山』や『おはよう北海道』などの情報番組をはじめ、ニュースや旅番組などを担当していました。全国デビューも早く、入社2年目に代理リポーターとして『あさイチ』に出演しています。
岡山放送局時代には『ニュースウオッチ9』の代理フィールドリポーター、札幌放送局時代には『ニュースチェック11』の代理スポーツキャスターなど地方局にいながら東京制作の番組の代理ポジションを任されています。代理の役を任されるのは、スタッフや上司からある程度の実力を認められているからで、将来的に大きな報道番組に抜擢したいという局の期待があるのでは、と感じますね」
人材豊富なNHKで「次世代エース」になるのは、どのアナウンサーか。