先日の王将戦で5つめのタイトルを獲得し、羽生善治九段(51)が持つ五冠の最年少記録を28年5か月ぶりに更新した藤井聡太五冠(19才)。その人気は彼が注文する“勝負めし”にまで及んでいる。将棋会館は東京と大阪にあるが、大阪の対局ではどんなメニューを食べてきたのか? 大阪での彼のお気に入りの5店を紹介しよう。
【1】『こがらや(福島店)』(大阪市福島区玉川4丁目10-2)
昼食:15勝1敗(勝率0.938)
夕食:4勝0敗(勝率1.000)
・「ごま味噌とじうどん」etc.29連勝中に最多注文した店
大阪市をメインに9店舗を展開する老舗。自家製の手打ちうどんやそばが自慢で、関西将棋会館に近いこともあって棋士に人気が高い。麺好きで知られる藤井五冠も、デビュー後の29連勝中、7食が同店のメニューだった。
【2】『福島 やまがそば』(大阪市福島区福島7丁目14-18)
昼食:44勝6敗(勝率0.880)
夕食:17勝1敗(勝率0.944)
・麺好きの藤井五冠の好物 自家製「冷やしそば」と「他人丼」
麺は自家製、天ぷらは注文が入ってから揚げるというこだわりのあるそば屋。昇段のかかる対局や、30年ぶりの最年少記録更新となった棋聖戦の勝負めしとしたのは、同店の「味噌煮込みうどん」だった。
【3】『醸造 uchiyamada』(大阪市福島区福島1丁目4-4 セントラル70 B1)
昼食:8勝1敗(勝率0.889)
・木曜限定の出前で勝率100%!「プレミアム和牛ハンバーグ」
趣向を凝らした創作料理の逸品が並ぶ和食居酒屋。なかでもハンバーグは絶品と評価が高く、「プレミアム和牛ハンバーグ」注文時は7戦全勝。関西将棋会館からは木曜日限定で出前を受け付けている。