おうち時間の増加により、家庭から出るゴミが増え続けているという。しかし、ゴミの処分場にも限界はあり、このままでは街が処分しきれないゴミにあふれてしまう可能性もある。そこで、女性セブンの名物ライター“オバ記者”こと野原広子が、環境に配慮した“ゴミゼロ生活”に挑戦した。
3週間、ゴミゼロを目指してみた!
ひと言でいえば正直キツイ。お金はちっとも寄ってこないけれど、ゴミは天下の回りもの、というより、湯水のごとくどこかから湧いてくるんだわ。
たとえば人と会えば、「はい、プレゼント」と渡されるお菓子は、それはそれは美しいラッピングで、思わずうっとり。とてもじゃないけど「中身しかいらない」なんて言えるもんかね。
日々の買い物だってそうよ。今日はエコバッグを忘れたから米を買って帰るのをあきらめられるかって。
そうして理想と現実はどんどんかけ離れていったのだけど、とはいえ志の高さは大事。
不肖オバ、何が変わったって目が変わった。物を見るとき、ガワと中身を分けて見るようになったのよ。
ガワは店に置いてくるの。たとえばヨドバシカメラで電球を買ったら、外の包装を取って「これ処分してくださーい」って。
「そんなのちっともサステナブルじゃない。店が資源ゴミにしなかったら意味ないじゃない」という声も聞こえてきそうだけど、大型店舗から出る量は半端ない。毎日きちんと仕分けをしている人がいるに違いないもの。
貯まりがちな紙ゴミ。具体的にはどう再利用すればいいのか。