国内

愛子さま「成年会見」と悠仁さま「卒業式」が同日に 紀子さまの揺れるお気持ち

愛子さま

愛子さまは春休みは会見準備に集中されていた(写真は2021年12月、東京・千代田区。JMPA)

 その日は、皇室にとってのみならず、国民にとっても大きな意味を持つ一日だ。3月17日、天皇家の長女・愛子さまが、成年にあたっての記者会見の日を迎えられる。昨年12月1日に20才になられた愛子さまにとって、初めて国民に声を届ける公式の場だ。

 一方、同日は秋篠宮家の長男・悠仁さまが、お茶の水女子大学附属中学校を卒業される日でもあった。愛子さまの成年会見と、悠仁さまの卒業式。天皇家と皇嗣家は奇しくも同じ日に晴れの日を迎えた──しかし、世間から向けられる視線には違いがあった。

「昨年12月5日に行われた成年行事で、愛子さまが披露されたローブ・デコルテ姿は思わずため息が出てしまうほどでした。立ち振る舞いや所作に皇族としての品格が感じられ、今後成年皇族として公務を担われていくことになる愛子さまへの期待の声が大きくなった」(皇室記者)

 かたや、悠仁さまは今春、名門国立校の筑波大学附属高校(筑附高)に進学される。皇位継承権を持つ男性皇族として、戦後初めて学習院以外の高校へ進学することが話題となったが、人々の耳目を集めたのは、進学にあたって利用した、お茶の水と筑波の間で結ばれた「提携校進学制度」の不透明さや、『女性セブン』が報じた文学賞の佳作受賞作品に浮上した「コピペ問題」のことだった。

 必然、同日の一大イベントだとしても国民の視線は愛子さまに注がれ、新聞やテレビも愛子さまの会見一色。悠仁さまの卒業式の扱いは、ことさらに“控え目”と言っていいものだ。

先に決まったのは卒業式の日取り

 3月17日は、悠仁さまにとっても晴れの一日だった。その日、幼稚園から12年間通われた、お茶の水附属の学び舎を後にされた。

「卒業式には、秋篠宮ご夫妻が揃って出席されることが事前に発表されました。眞子さんと佳子さまの中学校の卒業式には紀子さまのみが出席されていましたので、やはり長男で“将来の天皇”である悠仁さまとなると特別だったようです」(前出・皇室記者)

 3年前、お茶の水中での入学式で、新入生代表として挨拶をされた。同校においては初めての実施だった。2年次には夏休みの課題の作文が「第12回子どもノンフィクション文学賞」の中学生の部で佳作に選ばれるなど、順調な中学校生活を送られてきた。

 しかし、高校進学を前に様相が一変した。前述の「提携校進学制度」が制度化されたのは、悠仁さまの中学選びのタイミングと重なる2017年だった。そのため以前から「悠仁さまのために紀子さまが作らせた制度ではないか」とささやかれてきた。

「高校進学にあたって悠仁さまがいよいよこの制度を使うこととなり、『皇室特権』への疑念が強まったのです」(前出・皇室記者)

 制度を利用できる定員数は「若干名」とされており、これまでの実績も含め正確な人数は明かされていない。

「最近、筑波の附属中学からエスカレーター式に筑附高に進学する生徒たちの間では、“悠仁さまのほかに、仲のいい生徒2名が、制度を使って筑附高に入学するようだ”ともちきりです。

 悠仁さまが特別な存在であることは誰もが理解するところですが、その“ご友人”にも同様の特別の配慮がなされたとしたら、なぜ彼らが選ばれる必然性があったのか疑問を招きかねません。また、悠仁さまおひとりのために、一般受験からの入学枠が“3席”も減らされたのだとしたら、難関校の受験に心血を注いで不合格だった生徒たちやその保護者はやり切れないでしょうね……」(筑波関係者)

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン