今年ソロデビュー10周年を迎える三浦祐太朗(37才)が、3月9日にニューアルバム『90’s Drip』を発売した。アルバムには冒頭の中島みゆき(70才)の『誕生』のカバーも収録されている。三浦百恵さん(63才)と三浦友和(70才)の長男である彼には、この歌詞の通り、間もなく第1子が誕生する予定だ。百恵さんにとって待望の初孫誕生。彼女は長男に、ある思いを託していた。
祐太朗が声優の牧野由依(36才)と結婚したのは、2020年6月のこと。牧野は結婚、妊娠後も精力的に仕事を続け、祐太朗のアルバム発売翌日の10日には自身のシングル曲を発売するなど、出産予定日のギリギリまで仕事を入れている。
「ふたりとも忙しくしているなか、本人たち以上にソワソワしているのが百恵さんなんです。コロナ禍でなかなか直接会う機会がないうえ、13日からは祐太朗さんのデビュー10周年のツアーが始まった。メッセージなどのやりとりはしているようですが、顔を合わせてゆっくり話すことができないので、気にかけているようです」(百恵さんの知人)
妻が実家に戻って里帰り出産するケースも多いが、今回牧野は東京での出産を決意したという。
「牧野さんは三重県出身です。里帰り出産にするかかなり迷ったそうですが、出産直前まで仕事ができるようにと、都内での出産を決めたみたいです。コロナ禍で親族ですら病室に入りにくい状況なので、まさにひとりで挑む出産になるようです」(音楽関係者)
祐太朗と牧野が選んだのは、長い歴史を誇り、“スパルタ”で知られている病院だ。セレブ御用逹で知られる一方、出産初日から母子同室がすすめられ、看護師の指導を受けながら、自分で赤ちゃんの面倒を見るというスタイルのその病院は、授乳の頻度なども多く、母親には厳しいという声が多くあがる。
サポートしてくれる人が近くにいなくても、自分で赤ちゃんの面倒をしっかり見られるように──そんな牧野の思いが、産院選びからもうかがえる。それでも初めての出産が近づくと、不安や戸惑いが増していく。最近は牧野の顔から笑顔が消える日もあったという。
「そんな様子を知ってのことか、百恵さんは牧野さんとメッセージのやりとりを通じて、彼女の疑問に一つひとつ丁寧に答えているそうです。コロナ禍もあり、直接牧野さんに声をかけることができないもどかしさはあるようですが、お嫁さんの不安はだいぶ和らいだでしょうね」(前出・百恵さんの知人)