3月11日の深夜、東京・渋谷区にある雀荘には俳優・玉山鉄二(41)の姿があった──。金曜日の夜ということもあってか店内は仕事帰りのサラリーマンなどで賑わっていたが、身長182cmの玉山の姿は一際目立っていたという。店内に居合わせた男性客が言う。
「玉山さんは黒いキャップに黒縁メガネをかけていました。飲食の際はマスクを外されていましたが、無精ヒゲを生やしていてワイルドでした。以前も同じ雀荘で隣の卓だったことがあるので、かなり麻雀がお好きな方なんでしょうね(笑)。
玉山さん以外の3人は40~50代くらいの業界人風で1人は女性、気の置けない仲間との麻雀といった雰囲気でしたね。玉山さんは途中、振り込んだのか周囲に聞こえるような大きな声で『あ~、クソっ、これ当たるのか』なんて、ワイワイ盛り上がっていました。かなり遅い時間に帰られていましたが、我々が入店した22時頃にはすでにいたので、随分盛り上がっていたようですね」
京都府出身の玉山は、1999年に俳優デビュー。順調にキャリアを重ね、2014年にはニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝をモデルにしたNHKの連続テレビ小説『マッサン』でドラマ初主演を務めた。近年はNetflixの話題作『全裸監督』シリーズに出演するなど、演技派のバイプレイヤーとしても引っ張りだこだ。
まさに「売れっ子」だが、麻雀というと気になるのが「賭け」をしていないかという点だ。最近は人気YouTuberらの「賭け麻雀疑惑」が問題視されるなど世間からコンプライアンスに対して厳しい目を向けられるようになった。
玉山は4月8日から、13年ぶりに主演を務めた映画『今はちょっと、ついてないだけ』の全国公開が控えているだけに気がかりである。当日の様子について聞くと、事務所を通じてこう回答した。
「一緒にいたのは趣味仲間の友人です。この雀荘にはたまたま行きました。麻雀店の利用料と飲食代は支払いましたが、賭け麻雀をすることは一切ありません」
仕事は絶好調の玉山。賭け事は“リーチ一発アウト!”となる時代だけに、健全に楽しみたい。
※週刊ポスト2022年4月1日号