国際情報

プーチン「影武者準備説」に専門家「必要なら数時間で作れる」と指摘

プーチン大統領(SPUTNIK/時事通信フォト)

プーチン大統領に影武者情報(SPUTNIK/時事通信フォト)

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、終わりが見えない。首都キエフ周辺をはじめ戦火は各地に広がり、複数回にわたる停戦交渉も難航している。長引く戦闘にロシア軍、ウクライナ軍の兵士のみならず民間人の死者数も増え続けている。当初は短期間でウクライナを制圧できると踏んでいたプーチン大統領の目論見は大きく外れ、経済制裁によってロシア国内で物価が急騰。反戦デモも全土に広がりつつある。そうした状況下で、プーチン氏は自らの身の危険を感じ、警戒を強めていることはないのだろうか。

 歴史を振り返っても、独裁者や強権的な指導者は、部下や国民を締め上げる一方で、それに反旗を翻す者たちに狙われることを恐れて自らの替え玉となる「影武者」を用意していたとされる情報が数多くある。北朝鮮の金正日総書記やリビアのカダフィ大佐などは、何度も影武者情報が報じられ、イラクの独裁者だったサダム・フセイン大統領の長男・ウダイの影武者だったと名乗る男性のエピソードが映画化されたこともある。

 プーチン氏を巡っても、インターネット上などで影武者の存在が何度となく取り沙汰されてきた。さらには、2020年にロシア国営タス通信が実施したプーチン氏へのインタビューの中で、本人にその情報を確かめたこともある。そこでは次のようなやりとりがあった。

 インタビュアーが「プーチンという名前でどんな検索がされているか調べたところ、“プーチン そっくりさん 証拠”というワードが上位に出てきた」と指摘し、「あなたは本物?」と本人に尋ねたのである。

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン