芸能

TBSエースの江藤愛アナ 日陰の彼女を救った「三田寛子の言葉」

江藤愛アナ

江藤愛アナを救った言葉とは

 2012年から出演している『ひるおび!』のアシスタントに加え、昨年秋からは『THE TIME,』の木・金サブキャスターを兼任。朝昼の帯番組を掛け持ちし、もはやすっかり“局の顔”となったTBSの江藤愛アナ(36)。

 昨年春の人事では、課長クラスである「エキスパート特任職トップスペシャリスト」に昇進。名実ともに同局のエースアナとなった江藤アナだが、一見おっとりした彼女が、シビアな女子アナ業界を駆け上ってきた影には、ある人物の支えがあったという。『ひるおび!』関係者が明かす。

「『ひるおび!』金曜コメンテーターの三田寛子さん(56)です。あまり知られていませんが、2人はプライベートでも大の仲良し。江藤さんは、三田さんの息子さんたちの舞台があるときは、時間さえ合えば歌舞伎以外の小劇場の公演にも駆けつけるほどです」

 現在は押しも押されもせぬエースである江藤アナだが、実はここまでの道は平坦ではなかった。

「江藤さんの同期には、現在はフリーアナウンサーに転向した田中みな実さん(35)がいました。独特の“ぶりっ子キャラ”に自らの恋愛スキャンダルもネタに変えていく田中さんにばかり脚光が当たり、どうしても江藤さんの影は薄くなってしまった。江藤さんの持ち味は田中さんと対照的に、進行を順調に進めることをメインとした“自分の色を出さない控えめなアシスト”にあるのですが、それが裏目に出たのか、一時期はネットでも『暗い』『お昼の時間にあんな物静かな女子アナを出さないでくれ』という心ない声が多くあがっていたんです」(同前)

 そんな逆風の中の江藤アナを支えていたのが、三田だった。

「中村芝翫さん(56)と結婚した三田さんは、元アイドルという伝統芸能の世界とは無縁な場所から、歌舞伎界の名門・成駒屋の嫁として凄まじい努力を重ね、芝翫さんのケアだけではなく、3人の息子をも歌舞伎役者に育てあげた。現在は梨園の妻の中ではトップレベルの位置にいる三田さんですが、はじめは『アイドルに梨園の妻が務まるのか』などと批判を浴びたことも。

 そんな逆境下で苦労してきた自分と、伸び悩んでいた江藤さんを重ね合わせたのでしょう。三田さんのほうから江藤さんに声をかけ、悩みを聞き、どうやって自分が逆境を乗り越えてきたかなどを話していたと言います。江藤さんが出番の前には決まって三田さんが『おきばりやす!』(京都弁で『頑張ってね』の意味)と声をかけて励ましていたそうです」(同前)

関連記事

トピックス

旧統一教会は今後どう動くのか(時事通信フォト)
解散命令を受けた旧統一教会 「自民党への復縁工作」もありうると鈴木エイト氏指摘、教団と議員の関係を示す新情報リークの可能性 石破首相も過去に接点
週刊ポスト
藤川新監督(左、時事通信フォト)の船出とともに、名物商店街にも大きな変化が
阪神「日本一早いマジック点灯」のボードが電光掲示板になっていた! 名物商店街が今季から「勝った翌日に減らす」方式を変更 貼り替え役の店長は「ようやく解放される」と安堵
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《ドバイの路上で脊椎が折れて血まみれで…》行方不明のウクライナ美女インフルエンサー(20)が発見、“危なすぎる人身売買パーティー”に参加か
NEWSポストセブン
公開された中国「無印良品」の広告では金城武の近影が(Weiboより)
《金城武が4年ぶりに近影公開》白Tに青シャツ姿の佇まいに「まったく老けていない…」と中華圏のメディアで反響
NEWSポストセブン
女子ゴルフ界をざわつかせる不倫問題(写真:イメージマート)
“トリプルボギー不倫”で揺れる女子ゴルフ界で新たな不倫騒動 若手女子プロがプロアマで知り合った男性と不倫、損害賠償を支払わずトラブルに 「主催者推薦」でのツアー出場を問題視する声も
週刊ポスト
林芳正・官房長官のお膝元でも「10万円疑惑」が(時事通信フォト)
林芳正・官房長官のお膝元、山口県萩市の元市議会議長が“林派実力者”自民党山口県連会長から「10万円入りの茶封筒を渡された」と証言、林事務所は「把握していない」【もうひとつの10万円問題】
週刊ポスト
本格的な活動再開の動きをみせる後藤久美子
後藤久美子、本格的な活動再開の動き プロボクサーを目指す次男とともに“日本を拠点”のプラン浮上 「国民的美少女コンテスト」復活で審査員を務める可能性も 
女性セブン
24時間テレビの司会を務めた水卜麻美アナ
《水卜アナ謝罪の『24時間テレビ』寄付金着服事件》「まだ普通に話せる状況ではない」実母が語った在宅起訴された元局長の現在
NEWSポストセブン
すき家の「クチコミ」が騒動に(時事通信、提供元はゼンショーホールディングス)
【“ネズミ味噌汁”問題】すき家が「2か月間公表しなかった理由」を正式回答 クルーは「“混入”ニュースで初めて知った」
NEWSポストセブン
スシローから広告がされていた鶴瓶
《笑福亭鶴瓶の収まらぬ静かな怒り》スシローからCM契約の延長打診も“更新拒否” 中居正広氏のBBQパーティー余波で広告削除の経緯
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・HPより 写真はいずれも当該の店舗、スタッフではありません)
《丸ごとネズミ混入》「すき家」公式声明に現役クルーが違和感を覚えた点とは 広報部は「鍋に混入した可能性は著しく低い」と回答
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
NEWSポストセブン