大胆なヘアスタイルの変化と力強い眼差し──ファンは彼女の激変に“完全復帰”を期待している。3月30日、ロングヘアをバッサリ切ったベリーショート姿を自身のインスタグラムにアップしたのは戸田恵梨香(33才)だ。
「戸田さんは昨年10月、クランクインが1か月半後に迫った映画を突然降板すると、それ以降は仕事をセーブしてきました。今回の投稿は、3月末発売のファッション誌でモデルを務めたときのもの。“復帰”ともとれる内容にファンは喜んでいます。ネット上にはファンの“カッコいい”“ショートかわいすぎる”といったコメントがあふれていますが、関係者の中にはその変貌ぶりに驚いている人もいるようです」(芸能関係者)
戸田が降板したのは映画だけではなかった。主演が決まっていた今年4月クールのドラマ『持続可能な恋ですか??~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)への出演もキャンセルしていた。同ドラマは上野樹里(35才)が代役を務め、4月19日から放送がスタートする。戸田の“ドタキャン”が伝えられた当時、現場は大慌てだったという。
「主演クラスの俳優は、1年以上前からスケジュールを押さえる必要があり、代役探しは難航したようです。“戸田さんが出るなら”と出演を決めた俳優さんもいたようで、共演者への説明も大変だったとか」(前出・芸能関係者)
戸田の降板理由については「精神的な不調」などと報じられたが、所属事務所からの正式な発表はなかった。そのため、ファンの間でさまざまな臆測が流れた。なかには、2020年12月に結婚した松坂桃李(33才)との“おめでた”を連想し、祝福するファンもいた。
「妊娠ではありません。彼女が不調を来したのはプロ意識の高さゆえです」
と明かすのは彼女を知るドラマ関係者だ。
相次いで仕事をキャンセルする直前の昨夏、戸田は主演ドラマ『ハコヅメ?たたかう!交番女子?』(昨年7月クール・日本テレビ系)の撮影に励んでいた。当時は新型コロナが猛威を振るっており、撮影現場でも感染者が出るなどして撮影がたびたびストップ。スケジュールがタイトになり、撮影はかなりハードなものになった。
「座長の戸田さんは、なんとか撮影現場をまとめようと奮闘していました。いい作品を少ない時間で作ることに相当なプレッシャーを感じていたようで、日を追うごとに疲弊していったんです。『ハコヅメ』の撮影終了後、彼女は限界を感じ、事務所の社長に泣きながら深刻な不調を報告しました。ただならぬ状況を察した事務所が、主演予定だった映画とドラマサイドに謝罪し、降板を受け入れてもらったのです。
責任感の強い彼女ですから、あのタイミングでの降板がどれだけ迷惑をかけるかわかっていました。それでもその選択をしなくてはいけないほど、深刻な不調に陥っていたんです」(戸田の知人)