中国政府の発表によると、昆明のテロ事件はイスラム教徒のアブドレヒム・クルバンを首謀者とする男6人と女2人の8人のグループがナイフなどで市民29人を殺害し、143人にけがを負わせている。
また、中国外務省は同年3月19日の記者会見で、中国との分離独立を掲げるテロ組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」がインターネットサイトでテロの映像を流し、「暴力テロ襲撃を公然と支持した」として非難。そのうえで、外務省スポークスマンは「ETIMのテロリズムの本質が十分暴露された」と強調していることからも、今回の中国東方航空機の墜落原因の調査が注目されている。