4月9日、筑波大学附属高校(筑附高)の入学式が行われ、秋篠宮家の長男・悠仁さまは、紺のスーツに、紺とシルバーのストライプタイを合わせた姿で出席された。入学式には、秋篠宮ご夫妻も姿を見せられた。先を行くのは秋篠宮さまで、3歩後ろから紀子さまが追われるような格好だった。おふたりとも、悠仁さまと揃えられたかのように、紺色のスーツをお召しだった。
「長女・眞子さん、次女・佳子さまの高校入学式には紀子さまのみが出席されたので、秋篠宮さまのお姿は意外でした。そのうえ、珍しく沿道の人たちに手を振られる場面が見られたので驚きました」(皇室記者)
満面の笑みで悠仁さまの門出を祝われたご夫妻。しかし、近況を紐解くと、おふたりの心の距離は開く一方だという。
「ご夫妻の間には微妙なズレが生じており、日常会話の機会も減っているといいます。泰然自若である秋篠宮さまと、『次の皇后』『将来の天皇の母』としての重いプレッシャーの中にいらっしゃる紀子さまでは、温度差があるようです」(宮内庁関係者)
秋篠宮家全体にも不穏な空気が流れているという。
「眞子さんのご結婚騒動以降、秋篠宮家は、ご夫妻と悠仁さまのお三方に対して、眞子さんと佳子さまのお二方の間に見えない壁ができてしまいました。その根底には、眞子さんと佳子さまの、ご夫妻に対する不満があるといいます。ご夫妻は、年齢を重ねてから生まれた悠仁さまをとにかく愛情深く育てられてきた。2人の姉からすると、時にそれは“過剰すぎる”とも映ってしまったようなのです」(別の宮内庁関係者)
夫婦間の会話は少なく、娘たちからは距離を置かれた。そんなご夫妻にとって、悠仁さまは唯一の“救い”である。
「悠仁さまの存在は、秋篠宮さまにとっても、紀子さまにとっても大変大きいものです。厳戒の警備体制に、悠仁さまを溺愛されているご夫妻は心から安堵されたでしょう」(前出・別の宮内庁関係者)
しかしそれ故か、悠仁さまはおひとりで帰路につかれていた。悠仁さまの高校生活に暗雲が垂れ込めることがないよう祈るばかりである。
※女性セブン2022年4月28日号