歌舞伎俳優・市川海老蔵と“呪術師”の交流を『女性セブン』がキャッチした。その男性「X」氏は、海老蔵に張り付いて行動を共にする先々で、祈祷をするかのような仕草をしながら「呪文」のようなものを唱えているという。そんな未知なる力を操るX氏に、海老蔵は心酔しているというのだ。
年内にも「十三代市川團十郎白猿」襲名かと言われる中、このタイミングで、SNSで知り合った女性たちとの多重交際、亡き妻・麻央さんと暮らした邸宅での女性との密会、麻央さんの姉である小林麻耶による批判など、海老蔵の周囲はなにかと騒がしい。プライベートだけでなく舞台の客席や楽屋にまで出入りするX氏の存在は梨園関係者たちを困惑させているが、一方で歌舞伎ファンの間では驚きの声は少ない。
「海老蔵さんは以前からスピリチュアルなことが大好き。ブログでも占いや風水に関する記事はたくさんアップされていました。パワーストーンの数珠を身に着けていましたし、今回の呪術師の報道も『やっぱりな』という印象です」(歌舞伎ファン)
海老蔵のスピリチュアルイメージは織り込み済みだというのだ。また別のファンは言う。
「海老蔵さんはこれまでに何度も地震を“予言”しているんです。去年2月13日深夜に起きた福島県沖地震(最大震度6)の発生前にもツイッターで『なんとなくだけど、地震きて欲しくないなーと ふと思う』とつぶやいていました。ファンの間でも『予言者みたい』と話題になったんです」
海老蔵の“地震予知”といえばほかに、2019年12月に青森県で震度5弱の地震が発生した同日朝、ブログで「なんとなく昨日から胸騒ぎしてるところに それらしい雲、地震雲でなければ良いな」とつづり、2016年2月に神奈川県で震度4の地震が起きたときも事前にブログで“予兆”をつづっていた。
海老蔵がスピリチュアルにハマったきっかけ
そのほかにも、2014年に映画のPRで取材を受けた際、インタビューを務めた女性アナウンサーに対し、「あなたもしかして妊娠しているでしょう? 4ヵ月くらいでしょう?」と言い当て、同アナと周囲を驚かせたこともあったという。現場にいた関係者はいう。
「いや、驚きましたよ。その女性アナも“ほとんど誰にも話していないのに……”と目を丸くしていました。見た目には、お腹が大きかったわけでもなく、まったく妊娠しているとはわかりませんでしたが……」
海老蔵には何かが”見えて”いたのか──。2008年に放送されたスピリチュアルトーク番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)に出演した際に、興味深いエピソードを語っていた。海老蔵は2007年にパリ・オペラ座の舞台に立ったが、その公演が決まる以前に“お告げ”を受けていたというのだ。
20代で初めてオペラ座を見学した際、自分とマネジャー、そして案内人のほかには誰もいないはずの館内で、背後からついてくる“黒い人”の存在に気がついたという。
《明らかに後ろに人がついて歩いてるんですよね。黒い人がいて、どこへ行ってもついてくる。『誰か居るでしょ?』って聞いたら、『誰もいない』って言われて。
その人は昔そこで働いていたような人っぽいんですよ。その人が『君は絶対、この舞台に立つんだよ』って言ったんですよ。立ちたいなとは思っていますし、立つんだなぁと思っていたら、そういうお話が来た》
海老蔵にそんな不思議な能力が備わっているのかは定かではないが、スピリチュアルなものへの興味が深まった背景には、ある占い師との出会いがあったという。
「人の死期をズバリ言い当てたり、地震を予知したりするゲイバーのママが居るんですが、海老蔵さんは15〜16年前くらいから懇意にしていたようです。そう考えると、オペラ座で“お告げ”を受けたタイミングとも重なっているようにも思われます。一時期はそのバーに通い詰めていたと聞いているので、ママから薫陶を受けていたのかもしれません」(芸能関係者)
スピリチュアルに傾倒している小林麻耶から一連のブログで「あなたの方がよっぽどスピリチュアル好きではありませんか???」とツッコまれていた海老蔵。たちはだかる幾多の困難を、“この世にあらざる力”で切り抜けることができるか。