「男は仕事、女は家事」という考えは、すっかり非常識になった。家事、育児はもちろん、仕事で稼ぐことも女性に求められる一方で、「いい夫」の条件も変化。家庭ででいかに活躍できるかが、いい夫の条件になっているのだ。では、そんな「いい夫」になるためには、何をすればいいのだろうか。
2014年に結婚し、3人の子供の父親でもあるタレントのユージ(34才)は、習い事の送迎やお風呂といった育児を中心に、ゴミ出しや食器洗いなどの家事もよく行うという。家事が好きなわけではないが、「うちの妻は家事を任せるのがうまいんです」と話す。
「ぼくはあまのじゃくだから、『これをやって』と言われると、やる気がなくなってしまう。妻はそれをわかっているので、『トイレを掃除すると、お金が入ってくるらしいよ』とか、『玄関に靴を出しっぱなしにすると、金運が下がるらしいよ』と言ってくる。ぼくはそういう話に弱いので、『じゃあ、やろうかな』とスイッチが入ります(笑い)」(ユージ・以下同)
家事ができない夫には「やりがい」を見つけてもらうことが重要だとアドバイスする。
「男って、1つのことを任されると徹底的に仕上げたくなるものなんです。ぼくもそうですが、あれやこれやと頼まれると、どれもうまくいきません。『蛇口をきれいに磨いてほしい』など、夫が得意そうなことを1つだけ頼んでみると、驚くほどピカピカに磨いてくれたりします。
最初のうちは、夫婦で家事の量がフェアじゃないと不満に思うかもしれませんが、『1つでも仕事が減った』とポジティブに捉えてほしい。1つのことを徹底的にやりきった夫は、家事に対する抵抗が低くなっているので、ほかの家事を任せてもやってくれるはずです」
お笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士(47才)は、放送作家の妻・野々村友紀子さん(47才)の著書『夫が知らない家事リスト』(双葉社)にも記された「川谷家の家事」の内容に度肝を抜かれたと明かす。