なかなか落とし所が見つからない、フリーアナウンサー・小林麻耶(42才)による市川海老蔵(44才)への批判。海老蔵は『週刊文春』2022年4月28日号で騒動について告白したが、麻耶は激怒したままだ。
海老蔵は同誌のインタビューで、麻耶によるいくつかの暴露について釈明。暴露の発端となったとされる昨年10月の『おかえり、』というブログについて、麻耶にLINEで謝罪し、さらに海老蔵と麻耶、夫・國光吟氏(38才)、國光氏の知人の4人で話し合いをしたことを明かした。
「当初麻耶さんは、海老蔵さんが麻耶さんの離婚をほのめかした『おかえり、』ブログについて謝罪すれば許すと話していましたが、麻耶さんの思うような形の謝罪でなかったということで、事態は収まらなかった。むしろ、麻耶さんの海老蔵さんに対する怒りは、どんどん増幅しているかのようにも見えますし、今回の釈明でさらに事態は悪化。海老蔵さんも、自分がインタビューを受けることで火に油を注ぐことになりかねないのは十分理解していたはずです」(芸能記者・以下同)
麻耶は海老蔵のインタビュー記事を受けて、ブログで反論を展開。4月21日には『謝罪はしてもらっていません。』とのタイトルで投稿。〈腑が煮えくりかえる〉〈あの日は海老蔵さんや家族のためにお話をした。謝罪の日でない〉などと、海老蔵の告白を否定している。
「年内には十三代目市川團十郎白猿を襲名する予定で、どうにかして早く騒動を鎮火させないと襲名に間に合わないという焦りがあったのかもしれない。海老蔵さんの告白に曖昧な部分が多いのも、そういった事情からなのでは」
海老蔵は断絶を覚悟していたのか
その一方で、麻耶に対して“優位な立場”を作るためのインタビューだったとの見方もある。
「麻耶さんによるYouTubeやブログでの批判は、具体性もあって、海老蔵さんもインタビューで認めている部分もあります。つまり、それなりに信ぴょう性があるものだと考えられるのですが、麻耶さんからの一方的な発信となっているため、そのまま受け取りにくいのは事実です。
それに対して、海老蔵さんは『週刊文春』という第三者の取材を受けており、それだけでも麻耶さんよりも信ぴょう性が高くなるといえる。実際に、海老蔵さんのインタビュー記事が出たことで、ネット上では“海老蔵擁護派”が増えている印象があります。海老蔵さんがこういった状況を狙っていた可能性はあるでしょう」(メディア関係者)
海老蔵擁護派が増えていることに、麻耶もブログで反応している。4月21日に『ヤフコメ民』というタイトルで投稿し、〈ここぞとばかりに擁護〉〈お金いくらもらえるんだろう〉〈愛無しの行動に呆れます。仕方ない。愛無しが多いから〉などと綴っている。
「麻耶さんとの関係修復は難しくても、擁護派を増やせたという点で、海老蔵さんのインタビューはある意味成功だったと言える。むしろ、麻耶さんとの関係修復を切り捨てて、擁護派を増やすことが目的だったのかもしれませんね。麻耶さんや國光さんとの会合についても、2人の同意なくその内容を海老蔵さんがインタビューで明かした形であり、もはや断絶を覚悟していたと見ることもできます」(前出・メディア関係者)
海老蔵としては今回のインタビューを一旦の区切りとして、このまま事態がフェードアウトしていくことを望んでいるのかもしれないが、怒りが収まらない麻耶がこのまま引き下がるとも思えない。まだまだ泥沼は続きそうだ。