義弟の歌舞伎役者・市川海老蔵への批判を続けてきた小林麻耶。ここにきて海老蔵以外の関係者への批判も目立ち始めている。最大の標的となっているのが小林の実母だ。海老蔵批判を初めて以降、母からの連絡が途絶えたことから、「母は海老蔵に洗脳された」と主張する小林。当初は海老蔵との関係についての指摘にとどまっていたが、4月21日のブログでは、母に対するより直接的なメッセージを連続投稿した。
〈母は、愛がないんです。愛無しです。昔から、母に言われていました。麻耶の事、よくわからないと。意味不明な事で、母にあたられる事もありました。傷つく言葉も言われました。無視もされました。母に愛されたいと一生懸命頑張りましたが結局、愛されませんでした〉
〈ぶりっ子も 海老蔵好きも 子供達の母親面しているのも 妻面しているのも 全部、母です。母の念が、私にくっついて、私がそう見えていただけです〉
批判の矛先は、仕事関係者にも向いている。4月19日のブログでは、2021年12月にファッション分野で「年間500万円契約の仕事」の話が持ち込まれたが、夫・國光吟氏との関係が問題になったことをこう書いた。
〈話がまとまりかけた時、あきらさんと結婚していると麻耶さんまで怪しいと思われてしまうから、離婚した方が良い、と言われた。2021年4月には離婚をしていたが、私は憧れだったその仕事から、自ら気持ちよく降りる事にした。愛が無い人とはもう二度と仕事をしたくない〉
〈後にその方は何かの腹いせなのか別のタレントさんと年間1億円で契約したと連絡してきた!! 悲惨な扱われ方に涙が止まらなかった。しばらく泣いた後、この人と仕事をしなくて本当に良かったと心底思った〉
小林のこうした姿勢に、ベテラン芸能ライターはこう懸念を示す。
「麻耶さんの海老蔵さんに対する批判は、行き過ぎた部分はあったにせよ、亡き妹を思うがゆえの言葉に多くの共感が集まり、海老蔵さんも謝罪することになりました。しかし、母親や他の関係者に対する批判については、海老蔵さんの時のような賛同が得られているとは言い難く、このままでは麻耶さんがどんどん孤立していってしまうのではないか、という懸念があります。
一方で麻耶さんは、夫への愛情や、支えてくれるファンの方々へのスピリチュアルなメッセージや感謝の気持ちを繰り返しブログに綴っています。夫とファンへの信頼が深まった分、そのことを理解してくれない人々については敵対視してしまう状態なのかもしれません」
海老蔵は 週刊文春のインタビューで、小林や夫の國光氏らに謝罪したことや、6時間以上にわたって夜を徹して話し合いをしたことを明かしていた。それだけ話しても、小林の怒りは収まらず、いまに至る。
小林の周囲への批判は、いつまで続くのだろうか──。