構想5年、坂上忍さんが私財を投げ打ち、犬猫ファーストにこだわった『さかがみ家』がついに完成! 犬猫が安心して暮らせて、未来まで続くビジネスモデルとはいったい? 自身も保護犬3匹と暮らす放送作家でコラムニストの山田美保子さんが坂上さんを直撃しました。
ネットの声に一喜一憂しないでください
山田:4月1日、『バイキングMORE』(フジテレビ系)が終了してから10日ぐらい休むと聞いていましたが、まったく休んでいらっしゃいませんよね。
坂上:ここ(『さかがみ家』)で、やらなければならないことがたくさんあったんで、翌日から毎日“出勤”していますね。実際こっちの作業に入ったら、あぁやっぱり二足のわらじは履けないなってことがよ〜くわかりました。踏ん切りをつけるためには帯番組の『バイキング〜』を降板せざるを得なかった。結果として、そうしてよかったと思っています。
山田:確かに“MC坂上忍”は、前夜からすべての資料に目を通し、VTRは、たとえば吉本興業の岡本(昭彦)社長(55才)の5時間半の会見も、はしょらず、すべて見てからオンエアに臨まれていましたものね。
坂上:はい。だって特にゲストでみえるかたは、あの番組に出るにあたり、覚悟をもって、ものすごく勉強や準備をしておられたのを知っていたので。ぼくも全部見ておかないと、スタジオにいる皆さんのコメント一つひとつを拾えないと思ったのでね。
山田:改めて、8年間、本当にお疲れ様でした! 坂上サンの足元にも及びませんが一緒に闘ったつもりになっていたわれわれ出演者は気が抜けちゃって、なんだか“坂上ロス”です。
でも、大半の出演者が、すり減っていたのも事実です(苦笑)。アンガールズ田中卓志サン(46才)は『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で「もうさすがにちょっと無理ですよ」と。ヒロミさん(57才)は『ワイドナショー』(フジテレビ系)で山崎夕貴アナ(34才)から『ポップUP!』(同)の出演を促されるも固辞していらっしゃいました。