このファンサービス精神で、赤い糸も手繰り寄せたのか。
4月末の深夜。シンガーソングライターaiko(46才)は、都内でのラジオ番組の出演を終えて局を出てくると、出待ちしていたファンたちのもとに、スタスタと駆け寄った。取り巻きのスタッフたちを待たせて約5分。マスク越しだったが、まるで親しい友人が相手かのように、気さくな会話をしてから、最後は手を振って解散。帰宅していった。
ある音楽雑誌の編集者は、「24年前のメジャーデビュー時から、一貫して気さくなキャラクターで、日常的なファンサービスぶりは有名です。ライブ後には、ときにはわざわざ車から降りてまで、出待ちファンと会話をされています。長いときは数十分も立ち止まることもあるぐらいです。一昨年2020年のコロナ禍に、極秘結婚した年下の一般人男性の旦那さんは、中学生時代からのaikoさんのファンだったことで話題となりました」と振り返る。
入籍から1年間も誰にもバレずにいたaikoは、昨年12月14日、東京・有明の東京ガーデンシアターでの全国ソロツアーファイナルで、自ら発表した。そこでは夫の素性までは明かしていなかったが、数日後の旧友のお笑いコンビ・ナインティナインのラジオ番組にゲスト出演した際には、岡村隆史(51才)から「前に『ファンの人に手を出そう』とか言ってたけど」と尋ねられると、「あっ、ファンの人…。中学生のときから聞いてくれていた年下です」と、夫の素性を少し恥ずかしそうに明かしていた。
ある芸能関係者は「お笑い芸人が、追っかけファンに手を出すとか、男性アイドルがファンと交際するというパターンはよく聞きますが、女性アーティストがファンとゴールインという例は珍しいので、かなり驚きました」と話す。
ただ、過去にaikoと仕事をしていたある音楽関係者は「彼女の中では、ファンもスタッフも家族や友だちのような存在。若いころも、ファンだった一般人と交際していた時期がありましたよ」と明かした。
ファンの間では、結婚直後の昨年3月に発売したアルバム『どうしたって伝えられないから』に収録した楽曲『No.7』が、新婚生活の幸せを込めた“匂わせ曲”だったと話題にもなった。