米大リーグ、ニューヨーク・メッツの本拠地戦(5月13日、シティ・フィールド)の珍事が思わぬところで話題を呼んでいる。
この日は「ジャパンナイト」と題され、日本への野球伝来150年を記念したイベントが開催された。シアトル・マリナーズを迎えた試合前、始球式に登板予定だったニューヨーク総領事館の森美樹夫氏がマウンド付近で待機していたが、メッツ先発のシャーザーがマウンドで投球練習に集中するあまり、始球式があることに気付かず。森氏はそのままフィールドから出て行き、始球式は中止になった。この騒動がいま、宮内庁担当記者の間で話題なのだという。
「森氏の名前、聞いたことがあるなと思っていたら、秋篠宮さまの長女・眞子さんと小室圭さん夫婦のニューヨーク生活におけるキーマンだったんです。“あの時の人か!”と話題になりました」(宮内庁担当記者)
今年1月、秋篠宮さまは着任したばかりのニューヨーク総領事と赤坂御用地で面会した。それが森氏だった。ニューヨークといえば、眞子さん夫婦が新婚生活を送る街。この時、森氏との面会理由に注目が集まった。
「領事館は在留邦人の保護を主な業務としています。このタイミングで秋篠宮さまとの面会となれば、眞子さん夫婦の現地生活について、様々な相談があったのではないかと見られたのです。昨年11月に夫妻が渡米した時には領事館が手配した車が空港で出迎えたこともあり、すでに夫妻との関係は浅くはなかったはずですからね」(同前)
この面会について、皇嗣職大夫が定例会で、「赴任されるニューヨーク総領事から外務省を通じて願い出がありました」と語ったが、面会内容については明かさなかった。
「領事館内には『小室眞子夫妻担当者』が置かれ、安全対策やメディア対応に専従しているとする報道もありました。そんな領事館のトップである森氏は、ある意味で小室夫妻の“守護者”とも言うべき存在です。秋篠宮さまはもちろん、眞子さんと圭さんも、球場での森氏のハプニングには驚いたのではないでしょうか」(同前)