芸能

上島竜兵さん「トークが上手くなったら終わり」リアクション芸人が残した名言

 ダチョウ倶楽部のメンバーとして活躍した上島竜兵さんが5月11日未明に亡くなった(享年61)。あまりに突然の別れに芸能界からも惜しむ声が広がっている。自身は「竜兵会」を主宰し、有吉弘行ら芸人を売れない時期から支えるなど人望の厚い人物として知られていた。故人をしのびつつ、過去の功績を彼の名言とともに振り返ります。

●1999年 女性セブン特写

●1999年 女性セブン特写

「ダチョウ倶楽部の3人でもう一花咲かせたいよね」女性セブン特写

 1980年にキムチ倶楽部として結成。当時は電撃ネットワークの南部虎弾も一緒に活動していた。1985年にダチョウ倶楽部に改名し、1987年から現在のトリオの形になった。

 2021年、還暦を迎えたときのインタビューで述べたのは、「ダチョウ倶楽部の3人でもう一花咲かせたいよね。攻めの姿勢を忘れずに。いまのご時世で厳しいけど、いつかまた熱湯風呂に入ったり、熱々おでんとかやりたいな」というセリフ。これからの展望を語っていた。

●1994年 結婚式

1994年に結婚した

1994年に結婚した

 ものまねタレントの広川ひかると結婚したのはまだ若手芸人だった1994年。「ものまねタレントだけあって、毎日違う女になってくれるのが魅力です」とおのろけ気味にコメントしていた。

●2009年 『竜兵会 僕たちいわばサラリーマンです。』出版記念記者会見

「竜兵会」の書籍の出版会見に出席したメンバー(2009年撮影)

「竜兵会」の書籍の出版会見に出席したメンバー(2009年撮影)

 上島さんを慕う芸人たちによって結成された竜兵会。プロダクションの垣根を越えて、輪が広がり、有吉弘行、劇団ひとり、土田晃之らがメンバーだった。

●2009年 映画『上島ジェーン』DVD発売イベント

DVD発売イベントで

「俺の葬式の時には、俺の顔に熱湯をぶっかけてくれよ!」DVD発売イベントで

 不遇の時代から親交が深かった有吉は、テレビ番組で「上島さんのことをバカにされると(怒りのスイッチが)入っちゃう」と発言。有吉が上島さんを慕うエピソードとして話題になった。

 2014年に有吉が自身のTwitterで、「上島さんは『俺の葬式の時には、俺の顔に熱湯をブッかけてくれよ!』と言う……中々ハードな注文だ。かける方の世間体もあるし……でも、まあ世話になったし、やってみるか……(もちろん上島さんは存命中です…)」と投稿。リアクション芸人魂を感じる言葉を残した。

●2011年 舞台『志村けん一座第6回公演 志村魂〜『初午の日に』再び!〜』ゲネプロ

ゲネプロにて

ゲネプロにて

 師匠と慕っていた志村けんさんが亡くなったとき、公式ブログに「志村さんがいらっしゃったからいまのダチョウ倶楽部があるのだと思います」と綴り、さらに「ひとりで酒を飲んでいても、ふと志村さんを思い出して涙ぐんだりするときがあるんです」と深い悲しみを吐露していた。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン