「いまだに理事長から謝罪の言葉は一切ありません。Aは最後まで仲間たちと野球をやりたかったんです。それが理事長に潰されて……。Aを寮に迎えに行ったときは7キロも痩せていました。Aがどれだけつらい思いをしたかを考えるといまも胸が張り裂けそうになります。非を認めて法廷で謝ってほしい」
小野理事長に事実関係を確認したところ、「弁護士に任せているので」と答え、代理人弁護士は「現在、対応を協議中です」と回答した。
教育者として元教え子の訴えにどう向き合うのか。
※週刊ポスト2022年6月10・17日号