芸能

『プレバト!!』でも脚光 「演歌第7世代」二見颯一がアートとの“二刀流”で注目集める

二見颯一

「演歌第7世代」二見颯一の”二刀流”に注目が集まる

 その歌唱力とルックスで今人気の「演歌第7世代」の歌手たち。そのひとり、二見颯一(23歳)が『プレバト!!』(MBS・TBS系)への出演などで「アート」の一面にも注目が集まっている。コラムニストで放送作家の山田美保子さんがその魅力を解説する。

 * * *
 ダウンタウンの浜田雅功がMCを務める『プレバト!!』は今年10月、開始から丸10年となる。

 当初の番組名は『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』だったが、現在の「才能査定ランキング」をレギュラー版の統一企画にして以来、視聴率をジワジワ上昇させ、なかでも梅沢富美男が永世名人として君臨する「俳句」は大人気コンテンツだ。

『女性セブン』の連載「瓢箪から人生」でもおなじみの俳人、夏井いつき氏は、「当番組へのレギュラー出演によって全国的な俳句ブームを牽引した」との理由で、2017年度の「第44回 放送文化基金賞」を個人・グループ部門で受賞している。

 総合演出の水野雅之氏(MBS)も認める「がんばり屋」が揃うKis-My-Ft2は、多くの査定で準レギュラー状態。なかでも横尾渉の句は中学生の国語教科書の副教材に掲載され、メンバーから「先生」と呼ばれ、仕事の幅を広げて久しい。

 他にも「水彩画」「絵手紙」「消しゴムはんこ」「色鉛筆」「スプレーアート」「バナナアート」「丸シールアート」など、アート部門には、意外な才能の持ち主が次々登場。モデルの辻元舞、元AKB48の光宗薫、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第4シリーズでの秘書役だった女優の田中道子らは、『プレバト!!』で劇的に知名度を上げたと言っていい。

 一部では「プレバト!!ドリーム」とも呼ばれるステップアップを目にして、出演を直談判。結果を残したのは、「俳句」の特待生、「フルーツポンチ」村上健志の相方、亘健太郎だ。昨年12月、「絵手紙」で出演し、1位になったのである。さらに、浜田雅功に出演を直談判。今年2月、「色鉛筆」で、いきなり特待生となり号泣したのは、「ミサイルマン」の岩部彰だった。コロナ禍で劇場での仕事が激減した芸人が“隠れた才能”で仕事をもぎ取った様に、浜田雅功は、もらい泣きしているように見えた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
「居酒屋で女将をしている。来てください」と明かした尾野真千子
居酒屋勤務を告白の尾野真千子、「女優」と「女将」の“二足のわらじ” 実際に店を訪れた人が語る“働きぶり”、常連客とお酒を飲むことも
週刊ポスト
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン