生活に欠かせない、掃除機や洗濯機といった家電。購入を検討する際には、「時短」、「コスパ」、「使いやすさ」などが重要となってくる。今回はそんな3要素を軸に、家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん、家電プロレビュアー・石井和美さん、家電芸人・市川義一さんの3人に、いま買うべき“最強”の掃除機、洗濯機について語り合ってもらった。
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──ロボット掃除機が登場して、はや20年。さまざまな改良が重ねられていますが、掃除機もスティック型に進化しています。掃除機選びのおすすめポイントは?
市川:ぼくは自宅で愛用中のAQUAの『スティック型』がおすすめです。理由は自立式という点。ほかのコードレス機だと掃除をいったん中断するとき、壁に立てかけないといけないため、倒れて壊れたという話も聞きますが、自立式はその点便利。ぼくは現モデルAQC−HF500を2万円で買いましたが、新モデルが近々出るとか。
石井:価格が安くておすすめなのが、レイコップの『スティック型』です。持ったときの重量バランスがよく、ヘッドが床にフィットするので使いやすい。カーペットの中のゴミやほこりもとってくれ、あとUV除菌できる点も魅力。もちろん布団掃除もでき、万能で使えます。
神原:私が推すシャーク『エヴォパワーシステム』も取り回しのよさやゴミの捨てやすさが特徴です。
石井:神原さんとは、洗浄機選びでケルヒャー『スチームモップSC Upright』が一緒でした。夏は裸足になるので、これを使うと床がさらさらになって気持ちがいい。小さなお子さんのいる家には欠かせないし、軽いので手軽に使えます。
神原:水を入れて電源をオンにしたら約40秒待つだけでスチーム清掃&除菌が可能です。プレミアムタイプだとコードが2m長いので、より使い勝手がいいですよね。
──ちなみに、ロボット掃除機選びでおすすめは?
石井:これも神原さんと同じ『ルンバ』でした。私は安めの「i3+」を選びましたが、「+」は自動でステーションに戻り、ゴミ捨ては1か月に1度なので時短になります。
神原:私が選んだ「j7+」はルンバで初めてロボットの前面にカメラを搭載したモデルで、コードなどの障害物を識別して回避するんです!
市川:19万円するロボット掃除機の最高峰が、エコバックス『DEEBOT』です。マッピング機能やカメラ機能も性能が高く、水拭きのほかペットや子供の見守り機能もついているなど、とにかくすごい。ロボット掃除機分野での中国メーカーの進化はめざましいですね。
洗浄力ならタテ型、時短ならドラム式を
──洗濯機を選ぶ際は、まず外に干すか干さないかが大きな分かれ道でしょうか?
石井:外干しならドラム式よりタテ型の方が、汚れの落ちがよく、価格も安い。一方、洗濯を時短で済ますなら圧倒的にドラム式がいいですね。