ライフ

家電の専門家が教える「掃除機」選びのおすすめポイント 細かな進化に注目

写真/AFLO

掃除機選びのポイントは?(写真/AFLO)

 生活に欠かせない、掃除機や洗濯機といった家電。購入を検討する際には、「時短」、「コスパ」、「使いやすさ」などが重要となってくる。今回はそんな3要素を軸に、家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん、家電プロレビュアー・石井和美さん、家電芸人・市川義一さんの3人に、いま買うべき“最強”の掃除機、洗濯機について語り合ってもらった。

 * * *
──ロボット掃除機が登場して、はや20年。さまざまな改良が重ねられていますが、掃除機もスティック型に進化しています。掃除機選びのおすすめポイントは?

市川:ぼくは自宅で愛用中のAQUAの『スティック型』がおすすめです。理由は自立式という点。ほかのコードレス機だと掃除をいったん中断するとき、壁に立てかけないといけないため、倒れて壊れたという話も聞きますが、自立式はその点便利。ぼくは現モデルAQC−HF500を2万円で買いましたが、新モデルが近々出るとか。

石井:価格が安くておすすめなのが、レイコップの『スティック型』です。持ったときの重量バランスがよく、ヘッドが床にフィットするので使いやすい。カーペットの中のゴミやほこりもとってくれ、あとUV除菌できる点も魅力。もちろん布団掃除もでき、万能で使えます。

神原:私が推すシャーク『エヴォパワーシステム』も取り回しのよさやゴミの捨てやすさが特徴です。

石井:神原さんとは、洗浄機選びでケルヒャー『スチームモップSC Upright』が一緒でした。夏は裸足になるので、これを使うと床がさらさらになって気持ちがいい。小さなお子さんのいる家には欠かせないし、軽いので手軽に使えます。

神原:水を入れて電源をオンにしたら約40秒待つだけでスチーム清掃&除菌が可能です。プレミアムタイプだとコードが2m長いので、より使い勝手がいいですよね。

──ちなみに、ロボット掃除機選びでおすすめは?

石井:これも神原さんと同じ『ルンバ』でした。私は安めの「i3+」を選びましたが、「+」は自動でステーションに戻り、ゴミ捨ては1か月に1度なので時短になります。

神原:私が選んだ「j7+」はルンバで初めてロボットの前面にカメラを搭載したモデルで、コードなどの障害物を識別して回避するんです!

市川:19万円するロボット掃除機の最高峰が、エコバックス『DEEBOT』です。マッピング機能やカメラ機能も性能が高く、水拭きのほかペットや子供の見守り機能もついているなど、とにかくすごい。ロボット掃除機分野での中国メーカーの進化はめざましいですね。

洗浄力ならタテ型、時短ならドラム式を

──洗濯機を選ぶ際は、まず外に干すか干さないかが大きな分かれ道でしょうか?

石井:外干しならドラム式よりタテ型の方が、汚れの落ちがよく、価格も安い。一方、洗濯を時短で済ますなら圧倒的にドラム式がいいですね。

関連キーワード

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン