「慌てる必要はありません。彼は、すぐに司法試験に受からずとも、その存在自体にこそ唯一無二の価値があるのですから」
ある皇室ジャーナリストは、小室圭さん(30才)が2回目の米国ニューヨーク州司法試験に不合格になったときも、騒ぐ世間をよそに、長い目で見守るだけと諭していた。
その通りかもしれない。この度、ニューヨークでの勤務先の大手弁護士事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」の公式ホームページで、小室さんが執筆に携わった文書が公開されたことが分かった。
4月28日の同HPの「顧客向けのニュース」欄には、2人の弁護士と小室さんの連名で、SECが新たに発表したガイドラインについての長文の解説文がアップされた。SECとは米国証券取引委員会の略称だ。
ただし、2人の弁護士が顔写真付きなのに対して、小室さんは写真無しで一番下に掲載されている。米国在住のあるジャーナリストは「ほかの法律事務所でも、同様の解説文が公開されていて、どこも弁護士2、3人が携わり、アシスタントも1人は加わっています。小室さんも、法務助手として、この執筆の手伝いをしたということでしょう。現状では、まだ重責を任され始めたとまでは断言できません」と解説した。
小室さんは、国際基督教大学(ICU)卒業後の2014年7月から、三菱UFJ銀行(当時は三菱東京UFJ銀行)に入行。約1年半は、東京・丸の内支店勤務というエリート銀行マンだった。「キャリアは浅いが、大手都市銀行の勤務歴から、金融の知識を買われてアシスタントを任されたと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト)
銀行員当時は、同僚とはほとんど交流もせずに、少し浮いた存在だったと報じられたこともあったが、語学力もあり、ほかの米国人スタッフに比べれば、当然日本経済の知識もある。
「十分に小室さんの個性を発揮できるフィールドがあるということです。金融分野での能力もありますが、何といっても元皇族の眞子さん(30才)の夫で、将来の天皇陛下の義兄です。日本とのパイプや彼の人脈は、ほかの人材では得られない大きな強み。2度目の司法試験失敗で解雇されるのではと騒がれましたが、実際は、弁護士事務所側もやすやすと彼を手離すことはしないでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
前出の米国在住ジャーナリストも「勤務中の弁護士事務所以外にも、日系企業を含めて、小室さんに注目している会社や組織は少なくありません。路頭に迷うどころか、今後もどんどん肩書がついていくし、チャンスは数多く巡ってくるわけです」と語る。
小室さんの、常に泰然自若としたスタンスは、自身がどう見られているかを熟知しているからか。
慌てず、騒がず、惑わされず。まずは、7月の3回目の司法試験に向けて、勉学に励むのみ。そんな胸中で日々過ごしているのかもしれない。