球団に話を聞いてみると、こう回答が寄せられた。
「試合を取材するメディア関係者の方々にも同じ品を配布する計画でしたが、ご指摘を受けて確認したところ、配布した120枚の中に昨年の在庫70枚が誤って混じっていました。昨年の在庫を東京ドームとは別の場所にある倉庫に移す際、段ボール箱1箱分を移し忘れ、今シーズンのユニホームの保管場所近くに置いていたため、今回、メディア関係者の方々に配布する作業をする中で、今シーズンのユニホームが入った段ボール箱の分と一緒にお配りしてしまいました。同じ保管場所に、昨年の在庫がほかにないことは確認済みで、当日の観客の皆さまに配布したユニホームも今シーズンのデザインであることを確認しており、苦情等も一切いただいていません。
東京ドームの巨人戦では、コロナ禍に見舞われた2020年から立ち見券の販売を取りやめており、今シーズンの入場者は、取りやめた立ち見を除けばコロナ禍前に近い数に戻ってきています。今後も引き続き、感染対策を徹底して安全・安心な環境の中で試合観戦を楽しんでいただけるよう球場運営に努めてまいります」(読売新聞グループ本社 広報部)
今回は単なるミスで昨年の分を配ってしまったようだが、在庫が残っていたことは事実。早く球場が多くの観客で賑わう日常が戻ることを祈りたい。