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上白石萌音&萌歌「最強姉妹」 共演の大和田伸也や演出家が絶賛するポイント

幅広い世代に支持される上白石萌音(左)と萌歌(写真/共同通信社、時事通信フォト)

幅広い世代に支持される上白石萌音(左)と萌歌(写真/共同通信社、時事通信フォト)

「こんな娘がうちにもほしい!」──テレビを観てそう思った人も少なくないだろう。最近、引っ張りだこの姉妹、上白石萌音(24)と萌歌(22)。幅広い世代に支持される、真っ直ぐなキャラクターはどのように醸成されたのか。【全4回の1回目】

 * * *
 姉の萌音が昨年、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でヒロインを演じたかと思えば、現在放送中の朝ドラ『ちむどんどん』では、妹の萌歌がヒロインの妹役を務める──。

 女優としてだけでなく、声優・歌手としても活躍する「上白石姉妹」は、今、最も注目される“最強姉妹”と言えよう。アイドル評論家の中森明夫氏が語る。

「若い子だけでなく老若男女に人気があるのが強い。2人揃って好感度が高く大衆に愛される新時代の国民的女優で、“NHK御用達”なのも納得です」

『カムカム』で萌音と共演した俳優・大和田伸也(74)は、初対面から萌音に魅了されっぱなしだったと話す。

「顔合わせの挨拶が終わった後、話しかけに行こうかなと思ったら、こちらが動く間もなく走り寄ってきてくれて、『よろしくお願いします』って。すごく礼儀正しい子だなぁと感心しましたね。

 僕から見て、萌音ちゃんはまさに理想の孫。こんな娘さんのおじいちゃん役がやれて、本当に幸せでした。最後のシーンでは心の底から萌音ちゃんに『幸せになれ』と思いながら目を閉じました」

 大和田は、撮影時の萌音の女優としての理解力の高さに驚いたという。

「彼女は役に対する解釈がすごくしっかりしている。それでいてわざとらしくならず、自然体で演じることができるんです。大っぴらには見せませんが非常に努力家で、縫い物をするシーンがあったのですが、彼女は自分の出番がくるまでの間、セットの片隅の暗がりで、ひとりでちくちくと裁縫をしていました」

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