新たな出会いの場として定着しているマッチングアプリ。最近は40代や50代のユーザーも増えている。興味はあるけれど、詐欺や個人情報の悪用などの被害にあうのではないかと、不安をいだいている人もいるだろう。そこで、マッチングアプリ恋愛メディア『マッチアップ』編集長・伊藤早紀さんに、女性ユーザー向けのトラブルを避けるマッチングアプリ攻略法を聞いた。
顔写真は載せなくてもよい
同僚や親せきにバレたら……顔写真を悪用されたら……などの不安から、多くの女性が、顔写真を公開することに対し不安を感じるだろう。明るい笑顔の顔写真を公開した方が「いいね!」をもらえる率は高まる。しかし、「必ずしも公開しなくていいんですよ」と伊藤早紀さんは言う。
『マリッシュ』をざっくりチェックすると、女性の顔写真掲載は半数程度。婚活や本気の恋愛に特化したアプリの場合、人となりがわかればいいので好きなことやもの、旅先の風景やペットなど、人間性が伝わる写真を選ぶといいことがわかる。
マッチングアプリはどんな人が使っているかわからない。顔写真同様、詳細な居住地や勤務先、子供の写真などは上げないようにして、自分の身を守りたい。
メッセージは翌日までには返信を
マッチングアプリはまず、メッセージのやり取りで、人となりを判断する。双方が「この人いいな」と思ってからようやく、実際に会うというステップに進む。そのため、メッセージのやり取りは重要だ。
「返信はなるべく早めを心がけてください。特に40代以上の人は、時間をかけて考えられた丁寧な長文を、時間をかけて返信する傾向があります。丁寧さも結構ですが、返信のスピードがいちばん大切。少なくとも翌日までに返信した方がいいでしょう」(伊藤さん・以下同)
メッセージですぐにLINEを聞いてくる男性には気をつけよう。運営会社の監視から外れるLINEで、詐欺などを仕掛けてくる可能性が高い。LINEでのやり取りで発生した問題は、自力で解決するほかないので、くれぐれも気をつけよう。