1998年に離婚を決意したマリアンはテレビ番組に出演し、「携帯電話に、いろんなホステスから電話がかかってくる」と夫の女遊びを涙ながらに訴えた。しかし、彼女が夫に離婚の慰謝料として5億円と生活費月150万円を請求していると報じられると風向きが一変し、激しいバッシングが吹き荒れた。1998年末に離婚は成立したが、その後も余波は続く。
「巨額の慰謝料を要求した上に、Aさんの両親に対する不満をぶちまけたせいで、問題がこじれにこじれました。結局、ハワイのコンドミニアムを含んだ慰謝料総額2億円、養育費は3人分月100万円で決着したようですが、離婚後の会見でマリアンさんが“もっともらいたかったわ”と吐き捨てるなど、何とも後味の悪い離婚劇でした」(前出・芸能関係者)
離婚後、マリアンは子供とともにハワイに移住。だが、その後もA氏の父親がマリアンから「子供たちにみじめな思いをさせたくないから、大きな家を買ってほしい」と電話で頼まれたことや、子供を通して「お金がなくておもちゃを買えないから、お金を送って」と無心されたことをメディアで話すなど、離婚後も確執が続いていることがうかがえた。
一方のA氏は離婚のわずか8か月後に、一般女性との同居を『女性自身』(1999年8月3日号)に報じられた。同誌の直撃にA氏は、結婚を前提に交際していることを認めた。
「離婚直前、マリアンさんはAさんと親しいホステスとの関係を疑っていました。Aさんは後にホステスのB子さんと再婚しています。お子さんにも恵まれました。いつからAさんと彼女が恋仲だったのかは不明ですが、マリアンさんとしては“やっぱりホステスに寝取られた”と感じているかもしれませんね」(前出・芸能関係者)
実はこのB子さんこそ、冒頭で高級外車のハンドルを操りマンションに帰宅した女性なのだ。
「マリアンさんから見たら、当時夫の“愛人”だったかもしれない女性と一緒に暮らしていることになります。実はAさんはB子さんとも別れているようなので、3人ともいわば他人。この奇妙な“同居生活”は、今年に入ってから始まったと聞いています」(B子さんの知人)
2人が部屋で出くわすことも
3人が暮らすのは、A氏の実家に隣接する3階建てのマンション。A氏の会社の所有で、土地の価格だけで10億円をくだらない。最上階の3階は400平方メートルを超える一部屋だけしかない。マリアンたちはその家で生活しているという。
「部屋数が多いので、一緒に暮らしているという意識は薄いのかもしれません。マリアンさんは、都内の超高級タワーマンションにも部屋を持っていますが、最近はこちらにいることの方が多いようです」(前出・B子さんの知人)