フリーアナウンサーの加藤綾子アナ(37)が報道番組「Live News イット!」(フジテレビ系)のMCを9月いっぱいで卒業することが発表された。降板の理由について、所属事務所はホームページで「昨年の結婚をきっかけに、家族との時間をより大切にしたいという本人の思いもあり、番組を卒業させていただくこととなりました」と説明している。
気になるカトパンの後任MCについては、フジの宮司愛海アナ(30)が内定していると報じられた。この人選について、最適だと話すのは女子アナに詳しい芸能ライターの島本拓氏だ。
「4月に卒業した夜のスポーツ番組『S-PARK』で修行を積み、いまや人気、実力ともにフジのエース。公式インスタグラムはフォロワーが30万人近くいます。『イット!』は2019年にフジが肝いりで始めた夕方の帯番組ですが、数字は今ひとつで、カトパンのギャラの高さもあり、立て直しが急務だった。宮司アナなら知名度の面でも夕方の顔にできると局側は踏んだのでしょう」
何より宮司アナには、最大の強みがあると島本氏は続ける。
「スキャンダルが皆無なんです。フジのアナウンス室といえば、2021年に美容サロンのステマ騒動があり、名前の挙がった宮澤智アナや堤礼美アナ、海老原優香アナら9名のアナが自身のインスタで謝罪しました。宮司アナはこの騒動に関与しておらず、これまで熱愛報道すら出たことがありません。これほど人気アナであれば各メディアから注目されているはずですが、浮いた話が一度も出ないのはすごい」
宮司アナは経営トップ層からの寵愛も深いと明かすのは、あるフジテレビ関係者だ。
「とりわけ元社長の亀山千広氏(現BSフジ社長)が“宮司推し”だったのは局内では有名です。入社間もないころから宮司アナに目をかけていた。カトパンも“亀山チルドレン”の一人だったので、図らずも同じ系譜から後任が選ばれた形です」