●「車の買い替えを検討している」と中学時代の友人M理に何げなく話すと、「ダンナの親友が車を欲しがっているんだ。処分代が浮くからもらってあげるよ」と上から目線の提案がありました。そんな輩に譲ってしまったのがトラブルの始まりでした。
鍵を渡した数日後、夜中に乗っていったのですが、私の名義で事故を起こされたらたまらない。そこで車を移動させた日に名義を変更するという取り決めをしていました。
そんな口約束を信じていた1か月後、念のために陸運局に問い合わせると私名義のまま。急いで彼女に連絡すると、「仕事が忙しかったみたい。すぐに手続きするように言っておくよ」とシレッ。きつい口調で文句を言うと「わかってるよ」とぶんむくれ。さらに1週間後、再度確認するもまだ名義が変わっていない。
さすがにブチ切れて「もう返して。車検も残っている車をタダであげた挙げ句、お礼の言葉もなければ約束も守らないって何!?」と電話で伝えると「ダンナに代わるから」とバトンタッチ。そして「いちいちうるせぇんだよ。変更するって言ってんだろうが」とスゴんできた。M理はフォローするどころか、「何回も電話してきてマジでウザかった!」と暴言を吐き、ガチャ切り。30年以上の友情はジ・エンド。車はもちろん返ってきませんでした。(神奈川県・47才)
●父は6人きょうだいの長男。祖父が起業した建設会社の跡を継ぎました。バブル期に事業を拡大した頃、末の弟が飲食店を開きたいと父に保証人を依頼。銀行から6000万円の融資を受けました。
その後、叔父の飲食店は倒産し、父の会社も破綻。そのうえ叔父の保証人だった父は、6000万円を肩代わり。それについて父や私が叔父に意見しても「自己破産したんだからしょうがない」とのらりくらり。「少しずつでも返していく気はないのか」と問い詰めても、「ない袖は振れない。保証人になるってそういうこと」と開き直る。
現在、いとこの子供は私立中に通ってバイオリンを習い、いとこの妻は私と会うとあわててダイヤの指輪を半周させて隠す。「あのお金があれば」と思うと血圧が上がるから考えないようにしているけどね。ほんと体に悪いよ。(埼玉県・45才)