TBSの日比麻音子アナ(28)の露出増が止まらない。報道・情報番組の『Nスタ』や『ひるおび』、バラエティ番組の『オオカミ少年』などの担当番組に加え、昨年10月からは『王様のブランチ』の進行役にも抜擢。
TBS開局70周年記念として上演される肝いりの舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(7月8日開幕)の製作発表が5月に行なわれた際には、ローブとマフラーをまとったコスプレでMCを務めて、話題をさらった。TBS関係者が語る。
「吉田明世アナ(34)や宇垣美里アナ(31)をはじめ、TBSはここ数年女性アナの退社が多く、若手から中堅まで人材不足が著しい。そうしたなかで局の期待を一身に背負っているのが日比アナ。今や見ない日がないほどです。幅広い番組をこなせる実力だけでなく、老若男女からウケる愛されキャラで、視聴者だけでなくスタッフ受けも抜群に良い」
日比アナは青山学院大学出身で、在学時代はミスコンテストで準ミスにも選ばれた。
才色兼備の日比アナが重宝されるのは、ある意外な一面も関係しているという。別のTBS関係者が語る。
「TBSイチと言われるほどの酒豪なんです。飲みの場に日比アナを連れて行くと、周囲が驚くほどのペースでビールのグラスを空けていく。しかも座持ちが良いと評判です。過去にラジオ番組で、酒に酔った最終形態を表わすという“バキ酔い”なる独特の言葉を説明したこともある。裏表がなくノリも良いから、スタッフが使いたがる」
本誌・週刊ポストも4月下旬、赤坂の安居酒屋でビール片手に女子会に興じる日比アナを目撃した。
次期エースとしての階段を順調に上る日比アナだが、こんな懸念もあるという。女性アナウンサーに詳しい芸能ライターの島本拓氏が語る。
「今は多様な番組に出させているTBSですが、一方で『将来はバラエティかそれとも報道かどの路線でいかせるか』という悩みも上層部は抱えているようです。日比アナを看板アナに成長させられるかどうかは、今後のTBSの打ち出し方次第でしょう」
成長の日々が続く。
※週刊ポスト2022年7月1日号