〈眞子さんは、黒の無地のTシャツに、裾を絞ったバギージーンズというカジュアルな服装だった。アディダスの淡いグリーンのスニーカーにクロスボディバッグ、そしてマスクを身に着けていた〉
〈市内の法律事務所で事務員をしている小室圭さん(30)は、黒のスーツに襟を開いた白いボタンダウンのシャツという出勤姿だった〉
6月7日、英紙「デイリー・メール」が、米ニューヨークで生活する小室さん夫妻の近況を報じた。20枚以上の写真を掲載した上で、夫婦のファッションチェックから始まり、小室さんが3度目の司法試験に臨もうとしていること、眞子さんが美術館で無報酬のボランティアをしていることなどを詳報した。
「夫婦の渡米後はいくつかの海外メディアが現地での生活ぶりを取り上げましたが、半年以上経ったあとも2人を追い続けているのはデイリー・メールだけです。複数のカメラマンがマンションを張り込んでいるようで、執念を感じます」(皇室ジャーナリスト)
デイリー・メールは小室さんの2度目の司法試験結果が発表された4月にも近況を報じており、その際も張り込んで撮影した夫婦の近影を掲載した。なぜここまで2人にこだわるのか。
英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が語る。
「それだけ小室夫妻に対する読者の興味関心が高いということです。デイリー・メールは英国の大衆紙として最も古く、読者層は中産階級の英国人が多い。彼らはもともとロイヤルファミリーへの憧れがあります。
英国ではヘンリー王子とメーガン夫人が王室を離脱して米国に移住しており、小室夫妻は境遇が似ている。英国民は小室夫妻にヘンリー王子夫妻を重ね合わせて見ている部分があるのです。デイリー・メールはそうした読者層の関心に応えるために、小室夫妻を追い続けているのでしょう」
英国でも小室さん夫妻への関心は高いようだ。
※週刊ポスト2022年7月8・15日号