芸能

『相棒』復帰の寺脇康文、登場シーンどうなる スーツ姿?警察学校で再教育?

『相棒』起用が発表された寺脇康文

『相棒』起用が発表された寺脇康文。注目される登場シーン

 水谷豊(69才)主演の『相棒season21』(テレビ朝日系)の新シリーズに、初代相棒・亀山薫役の寺脇康文が起用されることになり、相棒ファンが沸いている。詳細はまだ発表されてないが、注目の登場シーンはどうなるのか? これまでのこのシリーズをチェックしてきたコラムニストのペリー荻野さんが予想する。

 * * *
『相棒』Season21、五代目の相棒に亀山薫(寺脇康文)復活で、大盛り上がりの今日この頃。単発ドラマ時代からこのシリーズを見て、現場取材やインタビューもさせてもらった身としては、とても楽しみだ。

 そこでここでは、14年ぶりに復帰する亀山薫がきっと見せてくれるであろう「名場面」を勝手に予想したいと思う。

 まずは復帰のいきさつ。Season7、警察を辞め、国際奉仕活動をしていた友人の遺志を継ぐため、薫は元新聞記者の妻・美和子(鈴木砂羽)と共にサルウィン国へと旅立った。その薫が、どうやって「特命係」に戻ってこられるのか。そこで期待できるのが、警察学校で再教育を受けるシーン。そうです。シリーズ初期のころから、捜査からはじかれる特命係に協力を惜しまなかった鑑識課の米沢守(六角精児)は、Season14で異動となり、現在、警察学校の教官。冠城亘(反町隆史)卒業のSeason20では、遺体の第一発見者となって、右京らととともに4年4カ月ぶりに“捜査”し、特命係とのつながりを感じさせたばかり。薫と再会する可能性は十分ある。せっかちでカッカしやすい薫に、米沢教官はいつものように淡々と接するはずだ。

 続いて、薫の「外見」。どんな立場での復帰になるかはわからないものの、いきなり以前と同じ、フライトジャケットとは思えない。はじめはスーツ?制服?で現れ、いざ、右京と事件を追うとなった瞬間、フライトジャケット姿に変身! そんな薫をにこにこと見守る右京、苦い顔で見つめる捜査一係の伊丹(川原和久)を見てみたい。

 三つ目は14年で複雑化した事件や進化した捜査法などと、薫がどう向き合うか。なにしろ、右京はアナログ派で知られ、ガラケーからスマホに代わったのはSeason13。薫とスマホでやりとりしながらの仕事だけでも「新しい」ことになる。その上、近年のシリーズでは、サイバーセキュリティ特別捜査官の青木年男(浅利陽介)が、冠城を一方的に敵視し、特命係にからんでくる。どう見ても馬が合いそうにない薫と青木が、どんな関係になるのか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
漫画家・柳井嵩の母親・登美子役を演じる松嶋菜々子/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
松嶋菜々子、朝ドラ『あんぱん』の母親役に高いモチベーション 脚本は出世作『やまとなでしこ』の中園ミホ氏“闇を感じさせる役”は真骨頂
週刊ポスト
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン