女優のさとう珠緒(49)が歌手のmisono(37)のYouTubeチャンネルにゲスト出演し、芸能界の裏事情について語り、業界内に波紋を呼んでいる。
Misonoから「枕営業とかはありましたか?」と訊かれたさとうは、「私はなかったんだけど。同じ職種の人がマネジャーに迫られることがあったりして」と明かし、「Win-Winじゃないじゃん」「権力者だったほうがいいんじゃない?」とぶっちゃけた。さらに、misonoが「グラビアアイドルさんが一番多くないですか?」と訊くと、「あんまりなかったかな。ただ、私は権力のないADさんに口説かれたことはあった」と答えた。
この告白に納得や共感の声が業界内で続出。ベテラン芸能ジャーナリストは「業界の知られざる暗部であることは間違いない」と言う。
「芸能界の枕営業をめぐっては、大御所タレントや芸能事務所の上層部、テレビ局のプロシューサーや広告代理店の幹部の存在がよく取り沙汰されます。一部にそうしたことをしている人がいるのは事実ですが、実際には大物になるほど仕事にストイックだったりリスクを恐れたりと、誘いがあっても乗らないケースが多い。
それよりも、現場レベルのマネジャーやADのほうが、『あわよくばそういう関係になろう』と下心を見せるケースが目立ちます。若い女性タレント相手に、露骨に仕事をちらつかせる場合もあれば、親身な態度を見せる場合もありますが、結局は関係を迫ることに変わりはありません」
現在、映画界の性暴力をめぐって告発が続き、大きな社会問題になっている。しかし、その場合も報道されるのは名のある監督や俳優のケースがほとんどだ。
「著名人でないと、なかなかメディアも取り上げづらい。こうした現場レベルで起きた場合は表に出にくいのが現状です。タレントの側も、関係悪化を恐れてなかなか声を上げづらい。その意味で、今回のさとうさんの暴露は、業界に一石を投じることになりそうです」
業界の闇を明らかにしたのかもしれない。