芸能

さとう珠緒が暴露した枕営業の実態「権力のない人のほうが迫ってくる」

さとう珠緒が「枕営業」などについて語った(写真は2009年)

さとう珠緒が「枕営業」などについて語った(写真は2009年)

 女優のさとう珠緒(49)が歌手のmisono(37)のYouTubeチャンネルにゲスト出演し、芸能界の裏事情について語り、業界内に波紋を呼んでいる。

 Misonoから「枕営業とかはありましたか?」と訊かれたさとうは、「私はなかったんだけど。同じ職種の人がマネジャーに迫られることがあったりして」と明かし、「Win-Winじゃないじゃん」「権力者だったほうがいいんじゃない?」とぶっちゃけた。さらに、misonoが「グラビアアイドルさんが一番多くないですか?」と訊くと、「あんまりなかったかな。ただ、私は権力のないADさんに口説かれたことはあった」と答えた。

 この告白に納得や共感の声が業界内で続出。ベテラン芸能ジャーナリストは「業界の知られざる暗部であることは間違いない」と言う。

「芸能界の枕営業をめぐっては、大御所タレントや芸能事務所の上層部、テレビ局のプロシューサーや広告代理店の幹部の存在がよく取り沙汰されます。一部にそうしたことをしている人がいるのは事実ですが、実際には大物になるほど仕事にストイックだったりリスクを恐れたりと、誘いがあっても乗らないケースが多い。

 それよりも、現場レベルのマネジャーやADのほうが、『あわよくばそういう関係になろう』と下心を見せるケースが目立ちます。若い女性タレント相手に、露骨に仕事をちらつかせる場合もあれば、親身な態度を見せる場合もありますが、結局は関係を迫ることに変わりはありません」

 現在、映画界の性暴力をめぐって告発が続き、大きな社会問題になっている。しかし、その場合も報道されるのは名のある監督や俳優のケースがほとんどだ。

「著名人でないと、なかなかメディアも取り上げづらい。こうした現場レベルで起きた場合は表に出にくいのが現状です。タレントの側も、関係悪化を恐れてなかなか声を上げづらい。その意味で、今回のさとうさんの暴露は、業界に一石を投じることになりそうです」

 業界の闇を明らかにしたのかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン