芸能

カレン節の結婚発表も話題 滝沢カレンの”へんてこな日本語”がクセになる理由

滝沢カレンは『IPPON女子グランプリ』2022年度(第1回目)で準優勝(公式YouTube「滝沢カレンの秘密基地」より)

滝沢カレンは『IPPON女子グランプリ』2022年度(第1回目)で準優勝(公式YouTube「滝沢カレンの秘密基地」より)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、先日、結婚を発表したファッションモデルでタレントの滝沢カレン(30才)について。

 * * *
 滝沢カレン風に言えば、その写真は、無邪気にこんちくしょうという言葉を投げつけたくなるほどの幸せ感が、山盛りどんぶりおかわり自由くらい溢れていて、どうしたって”おめでとう!”の一言では足りないくらいだった。7月4日、タレントの滝沢カレンさんが自身のInstagramで建築関係の仕事に就いている一般男性と結婚したことを発表した。

 海が見える小高い丘で散歩する滝沢さんと長身の夫と3匹の犬。滝沢さんの傍らには彼女の愛犬、トイプードルのマカロン。隣に立つ白い半袖Tシャツ姿の夫は、左手に彼の愛犬だというバーニーズマウンテンドックとレオンベルガーのリードを握っている。下草の緑は美しく、遠目には海、太陽を背に歩く彼ら。それだけでも幸福感がありすぎるのに、リードを握る夫の手元には、後ろの樹々の間から一筋の陽の光がまっすぐ伸びている。まるで天がこの結婚を祝福し、彼らの手元まで幸せの光を届けているような気がする素敵な写真だ。

 その夫について、「記憶をほとんどをその日に置いてくる私ですが、出会ったときの季節、景色を今でも思い出せます。それは私の見ている景色をいつもより色とりどりにしてくれる人でした」と紹介し、「そんな人に私は人生の冒険相手として道を彩ってもらいたいなと思いました」と独特な言葉いや語彙で結婚理由を明かした彼女。その言葉使いや表現は、今では”カレン節”とまで言わるようになった。

 デビュー当時の滝沢さんは、へんてこでおかしな日本語を話すハーフタレントという印象。言おうとしていることは感覚的にわかるが、きちんとした言葉使いではなく、きれいな日本語とは程遠い。どこかたどたどしく、流暢ではない。そのくせ時々難しい単語が飛び出てくる独特の表現に、違和感や嫌悪感を覚えた人もいるだろう。デビュー当初はネットでもかなり叩かれていたようだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン