国内

「ホテルで1時間半」18歳女子大生と飲酒の吉川赳議員 5200文字反論でも触れなかった「チェックイン」と「胸を見せて」

国会議員としての資質が問われる(吉川赳議員と女子大生)

国会議員としての資質が問われる(吉川赳議員と女子大生)

 18歳女子大生と飲酒していた吉川赳・衆議院議員。本誌・週刊ポストが問題を報じたのは、6月9日のことだった。吉川氏はそれから1か月以上も“雲隠れ”し、夏のボーナスにあたる期末手当約290万円はちゃっかり受け取りつつも、有権者への説明を避けてきた。ところが7月15日になって、ブログで「この度の週刊誌報道に関して」と題した反論を発表した。

 吉川氏はその中で、18歳女性とは5月に利用したクラブで出会ったとつづり、そこで女性が飲酒していたことから20歳以上だと思っていたと主張した。

 焼き肉店で女性と飲酒した時に、女性が18歳の大学1年生だと語っていたことについては、〈酒席で働く女性が身元を知られたくない等の理由から、年齢や所属先、出身地などについて正確なことを述べないことは良くある話でありますから、私としては、真に受けることもせず、「なるほど、大学一年生という設定なのね」と受けとめ、軽い乗りで会話を合わせていたというのが実情でありました〉(ブログより)などと苦しい言い訳を繰り広げた。

 さらに吉川氏は、本誌の取材内容についても疑問があると主張している。念のため断わっておくが、取材は正当な方法で行なわれたものであり、女性に対して「学生だよね? 俺、18歳に興味あるわ」「じゃーさー、遊びのカノジョやってみる?」などと積極的にアプローチをかけていたのは吉川氏のほうである。

 釈明は約5200文字にわたる長文だったが、その中で吉川氏が触れなかった点がある。18歳の女子大生と東京・汐留の焼き肉店での食事の後、わざわざお台場に移動して高級ホテルにチェックインしたことだ。

 2人は「1236号室」に姿を消し、再びロビーに現れたのは1時間半後のことだった。ちなみに吉川氏には妻子がいる。

 後日、取材班が女性に直撃してホテルの部屋で過ごしたことについて聞くと、こう説明した。

「4万円のお小遣いをいただいて、バーに行くだけだからって……。バーだったはずがホテルの部屋で飲むと言われて。何も考えずについて行ってしまった私が悪いんです」

「ルームサービスでお酒を頼んだあと、すぐに吉川さんにベッドで服を脱がされて……。私、経験がなかったから、怖くて過呼吸になってしまい。経験がないからと何度も拒否をしたら、『胸を見せて』と言われて、吉川さんは私を見て自慰行為を始めて……。私、断わるのが苦手で。部屋に行った私が悪いんだとわかっています。本当にごめんなさい」

関連記事

トピックス

中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える\\\"心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン