秋篠宮家の長男、悠仁さま(15)が筑波大学附属高校(筑附)に入学して3か月あまり。中学からの内部進学組が7割近い筑附では、「高校入学組は溶け込むのが大変」(筑附OB)と言われるが、悠仁さまは学校生活にも馴染み、青春を謳歌しているという。皇室ジャーナリストが語る。
「バドミントン部に入部し、和気藹々と練習しているようです。真面目にシャトル拾いもやっていて、先輩にも可愛がられているとか」
順風な高校生活を送る悠仁さまだが、ひとつ懸念点があると皇室ジャーナリストが続ける。
「悠仁さまのファッションです。『フライデー』(7月8日発売号)で登校中の悠仁さまの写真が掲載されており、ナイキのロゴが目立つジャケットを着用していました。皇族は基本的に国産ブランドで、かつロゴが目立たない服を着るという暗黙のルールがあります。立場上、宣伝に繋がりかねないことに加え、伝統ある皇室として日本のブランドを大切にするという姿勢があるからです。海外ブランドのナイキで、かつロゴが目立つ服を悠仁さまが着用していたことは、違和感を覚えました」
天皇や上皇も、私服時はブランドが分からないよう無地のポロシャツを着ることが多かった。
自由な校風で知られる筑附は制服がない。悠仁さまはこれまでも私服で登校しており、週刊ポスト(6月10日発売号)で報じたように国産ブランド「デサント」のジャケットを着用する姿が見られていた。
「デサントでもロゴが目立つジャケットだったため、“人間広告塔”の問題が懸念されました。ナイキとなるとさらに物議を醸しそうです」(皇室ジャーナリスト)
一方で、全国紙の宮内庁担当記者によると、悠仁さまの“ナイキ登校”からは秋篠宮家の考えが見て取れると話す。
「秋篠宮さまは公務に関しては伝統を重んじますが、子供の教育については自由を大切にしてきました。眞子さんや佳子さまが学習院ではなくICU(国際基督教大学)に通ったのもその表われです。悠仁さまのナイキ登校にしても、古い伝統に縛られず着たいものを着ればいいという、秋篠宮さまの寛容さを感じました」
自由を謳歌する悠仁さまを見守りたい。
※週刊ポスト2022年7月29日号