お笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51才)が、巨額の投資トラブルを抱えていることが判明。所属する松竹芸能は23日、契約解除を発表した。木本は芸人仲間、タレント、関係者から少なくとも5億円以上の出資金を集めたが、出資金を預けていた人物と連絡が取れなくなったとのこと。木本から退所の申し出があり、松竹芸能がこれを受け入れた。
「木本はここ数年、テレビ番組などで投資に興味があることを公言していました。投資に関する連載を持ち、仮想通貨について番組で語ることもしばしば。ここ最近熱心だったのは“歩くだけでお金が貯まる”という触れ込みのアプリでしたが、そちらで使用される仮想通貨は、ピーク時に1000円近くだったものが5月には8円にまで暴落しています。
当初の報道では投資トラブルの額は5億円と報じられましたが、その後、数字はどんどん増え、総額7億円以上という報道もあります。すでに被害者としてノブコブ吉村崇、野性爆弾くっきーらの名前が上がっており、吉村は数千万円を投じていたと見られています」(芸能記者)
木本は23日にSNSを更新。事務所を退所すること、近日中に事情を説明すること、関係各位へのお詫びなどを綴ったが、木本も被害者だという見方もある。TBSの報道によれば、投資トラブルになった相手とは弁護士を立てて話し合いをしており、協議は行われているとのこと。木本は被害者に事情を説明し、一部は自らが立て替えて返金しているという。
トラブルにより木本は引退が確実かと思われたが、芸能活動は継続していく意向のようだ。トラブルは事件化する可能性もあり、木本がテレビやラジオに出るのは絶望的だが、今後はどこに活躍の場を見出せば良いのか?
「芸人がテレビやラジオへの出演の道を断たれれば、以前なら“ジ・エンド”でしたが、今やYouTubeだけでも人並み以上の収入を稼ぐことは可能。そこで思い浮かぶのは相方の木下隆行です。
木下は2020年にパワハラ騒動で事務所を去り、表舞台からはほぼ姿を消しましたが、YouTubeで活動を続けており、コンビも解散していません。2人が再びガッツリとコンビを組めば話題性は抜群。やらない手はありません。1人ならともかく、2人とも大きなトラブルを背負い込んだコンビなど前代未聞ですから、騒動についてきちんと説明しつつ自虐ネタなども盛り込めば、再生回数はかなりの数が見込めるでしょう」(お笑いライター)