芸能

純烈・酒井一圭はプロデュース力が高評価 人気グループ「リーダー」たちの責任感

お風呂繋がりの2組が合体(写真は純烈スタッフのツイッターより)

お風呂繋がりの2組が合体(写真は純烈スタッフのツイッターより)

 人気グループを支えるのが“リーダー”という存在。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、数々の人気グループの偉大なリーダーについて分析します。

 * * *
《熱湯風呂と健康センターが合体したら、ご覧の通り丁度良い湯加減になりました!》とは、『純烈』リーダー・酒井一圭サン(47才)のコメント。“熱湯風呂”とはもちろん、『ダチョウ倶楽部』さんの持ちネタを指し、リーダー・肥後克広サン(59才)は《壮大なハートフルコント》と結びました。バラエティー界では度々使われる“壮大なコント”というフレーズを用いた肥後サンに、変わらぬ芸人魂を感じたものです。

 7月20日、情報解禁されたのは“お風呂繋がり合体ユニット”「純烈△ダチョウ」(ジュンレツ オフロ ダチョウ。△は温泉マーク)が、純烈の代表曲『プロポーズ』を6人揃って歌い、8月10日に配信リリースするというものでした。

 上島竜兵さん(享年61)急逝の際、肥後サンによる「ダチョウ倶楽部は解散しません! 2人で純烈のオーディションを受けます」との追悼コメントに、酒井サンが、「合格ですよ! 推すなって? 純烈は推しますよ」とツイートしたことから始まった“純烈のオーディション”騒動。『純烈』側は、オーディションがあるとは一言も言っていないのですが、『女性セブン』既報どおり、著名人からの応募が後を絶ちませんでした。

 その中の1人、野々村真サン(58才)と『アップ!』(メ~テレ)で共演中の私は、彼がどれだけ真剣に『純烈』入りを考えていたか直に聞いています。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の初代「いいとも青年隊」としてアイドル的人気を誇っていた真サンは、その後、ソロ歌手としてシングルやアルバムも出しているんですよね。当時のファンの皆さんに感謝を伝えたい……という真面目な応募動機があったのです。

 でも、リーダー酒井サンいわく、『シブがき隊』とか『少年隊』とか『いいとも青年隊』とか、すでに有名なグループはダメとキッパリ(注・薬丸裕英サン〈56才〉や植草克秀サン〈56才〉らがオーディションに参加しようとしていたワケではありません)。続けて、メンバーの1人が女性スキャンダルにより脱退した自身のつらい経験を挙げ、グループとしてどん底に陥った際、マダム(ファン)の応援に支えられたからいまがある……と。そのパワーを肥後サンや寺門ジモンさん(59才)に分けてあげたいと思ったといいます。

 酒井サンは『純烈』結成前、ライブハウスのプロデューサーをしていらしたとき「竜兵会」のイベントを担当したというご縁もあったそうですね。リーダー酒井サンのお人柄と仕掛けるタイミング、プロデュース力は本当に素晴らしいと感服いたしました。

関連記事

トピックス

“令和の小泉劇場”が始まった
小泉進次郎農相、父・純一郎氏の郵政民営化を彷彿とさせる手腕 農水族や農協という抵抗勢力と対立しながら国民にアピール、石破内閣のコメ無策を批判していた野党を蚊帳の外に
週刊ポスト
緻密な計画で爆弾を郵送、
《結婚から5日後の惨劇》元校長が“結婚祝い”に爆弾を郵送し新郎が死亡 仰天の動機は「校長の座を奪われたことへの恨み」 インドで起きた凶悪事件で判決
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
「最後のインタビュー」に応じた西内まりや(時事通信)
【独占インタビュー】西内まりや(31)が語った“電撃引退の理由”と“事務所退所の真相”「この仕事をしてきてよかったと、最後に思えました」
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬・宮城野親方
【元横綱・白鵬が退職後に目指す世界戦略】「ドラフト会議がない新弟子スカウト」で築いたパイプを活かす構想か 大の里、伯桜鵬、尊富士も出場経験ある「白鵬杯」の行方は
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン