首位から4位までが4ゲーム差でひしめき合う大混戦のパ・リーグで、首位の西武を追うソフトバンク。優勝を狙う上で「この選手がいなくなったのは苦しい……」と惜しまれているのが上林誠知(27)だ。
開幕戦にスタメン(8番センター)で出場し、序盤は打率3割をマークしていたが、5月18日の試合前のシートノック中の送球時に転倒。診断の結果は右アキレス腱断裂だった。スポーツ紙担当記者はこう話す。
「縫合手術を受けた上林は、1か月の入院を経て6月21日に筑後のファーム施設でリハビリ組に合流。ギプズをつけて松葉杖をつきながら上半身中心のトレーニングを始めているが、復帰まで6か月かかるとされ、今シーズン中の復帰は絶望的です」
そんな上林だが、プライベートは充実している様子だ。球団関係者はこう言う。
「上林には5年間真剣交際している彼女がいるんです。福岡・中洲にあるバーのオーナーの女性で、歳は40代。バツイチでお子さんもいるそうですが、『頼れる姉御感』に惹かれたそうです。順調に交際を続けており、このまま結婚するのではないかと言われています」
最近になり、彼女は友人しか見られない自身のインスタグラムアカウントに、旅行先で撮ったと思われる上林とのツーショットを掲載している。そこには交際5年記念を祝ったのか、「Congratulations 5th anniversary」の文字もある。5年前といえば、上林が準レギュラーとして一軍に定着し始めた頃だ。彼女の知人はこう語る。
「オーナーを務めているバーは、プロスポーツ選手御用達の店。壁にはプロ野球選手やプロゴルファーのサインがびっしり飾られています。上林さんのサインもありましたし、ソフトバンクの選手もよく来るそうです。彼女も常連客には、上林さんとの関係を明かしているようですね。
上林さんとの関係について、『もう歳も歳だし、子供も欲しいから結婚も考えているんだよね』と話していました。彼氏は27歳でかなり歳の差があるけど、(上林さんが)主導権を握って色々と引っ張っていってくれるところが好きだそうです」
ソフトバンクホークスの広報室に聞くと、「選手のプライベートに関するご質問については回答を控えさせていただきます」と回答した。
上林はプロ5年目の2018年に22本塁打を放ち、全試合出場してレギュラーの座を掴んだが、翌年4月の死球による右手薬指の剥離骨折からスランプに陥った。
そこから低迷期が続き、昨年は自己ワーストの試合出場となったが、入団時からずっと気にかけて指導をしてくれた藤本博史コーチが監督に就任したことで、再びチャンスが巡ってきた。藤本監督直伝の縦ぶりの新スイングで再起をかけることになったが、今季も怪我に見舞われてしまった。
ソフトバンクの外野はレギュラー争いが激しいが、「藤本チルドレンの上林は復帰すれば確実にチャンスはもらえる」(前出・スポーツ紙担当記者)という。
復活を目指す上林には彼女のサポートが一番の良薬となりそうだ。