8月6日から始まるドラマ『個人差あります』(フジテレビ系)で主演を務める夏菜(33)。今年3月に第1子となる女児を出産したばかりの夏菜にとって、復帰後初ドラマ出演となる。
同作は突如、性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦を描く異色の内容。夏菜は突然頭痛に襲われた後、体が女性になってしまう夫役を演じている。
7月初旬の正午前、都内の某所で同作の撮影をしている夏菜をキャッチ。共演者の男性俳優と公園内の歩道を2人で歩くシーンを繰り返し撮っていた。この日は晴天で30度を超える真夏日。撮影の待ち時間は日避けの傘をさし、うちわや小型扇風機でスタッフらが夏菜をケアするなど熱中症対策を徹底していた。居合わせた人が言う。
「立っているだけでもしんどいほどの暑さだったのですが、夏菜さんは待ち時間にスタッフの方に気さくに話しかけたり、台本を真剣に読み返したりしていました。過酷な環境下でも暑さを微塵も感じさせず、周囲の人に向けて笑顔を絶やさないところに『女優魂』を感じました」
同作に関しては、自身のインスタグラムで〈このお話、実はかなり深い愛の話なのです。皆さんの固定概念をぶっ壊すドキッとする作品になっております! わたしもこのドラマに参加してから概念壊されまくってます!笑〉と綴っていた夏菜。ドラマ復帰作に並々ならぬ熱意を注いでいるようだ。芸能関係者はこう話す。
「夏菜さんははじめこそトントン拍子で人気ドラマへの出演などが決まったものの、一時は100本以上受けたドラマや映画のオーディションに軒並み不合格となり、仕事がほとんどなかった時期もある。生活費を稼ぐため、実家近くの大型商業施設内のアパレルショップで数年間アルバイトをしていた苦労人です。
その分、今では与えられた仕事に対して常に真摯に向き合い、スタッフと一緒に良い作品作りに取り組んでくれると評判だそうです」
第1子を出産した際には、自身のインスタグラムで〈母性が爆発した毎日を過ごしております。出産は夢のような時間で、痛みはもちろんあるけれど私はとても楽しかったです。。これからの毎日を、毎秒大切に生きていきたいなと思います〉と綴っていた。育児と仕事の両立に奔走する日々は続きそうだ。