NHKの絶対的エース・和久田麻由子アナ(33)が今夏の出産を控え、番組露出を減らしている。すでに春からレギュラー番組はゼロで、視聴者に“わくまゆロス”が広がるなか、熾烈を極めるのが「ポスト和久田」を巡る争いだ。
本誌・週刊ポスト2022年7月29日号では、NHKアナウンス室で次期エースの座を狙って大河ドラマ『鎌倉殿の13人』さながらの跡目争いが勃発していることを報じ、前号では14人目の候補として和久田アナの中高の後輩にあたる石橋亜紗アナ(30)の名も浮上したことを伝えた。
そしてまた一人、和久田の後を継ぎうる逸材がいることが判明した。この“15人目”について、NHK関係者が語る。
「岡山放送局の松本真季アナ(26)です。まだ入局2年目で、ニュース番組のレポートが中心ですが、地元で大変な評判なんです」
理由のひとつは、そのビジュアル。
「大阪・今宮戎神社で福娘を務めたこともあり、アイドル顔負けの美貌です。1年目の時点で、〈かわいすぎる〉とSNSでも話題になったほどです」(NHK関係者)
そんな松本アナは経歴も特徴的だ。大阪府立大学生命環境科学域出身で、大学院に進んで植物栄養学を専攻。大学院では『IRIS』という女性研究者の支援団体に入り、中高生に科学の楽しさを教えながら新たな女性研究者像を広めた。
「科学好きを公言する筋金入りの“リケジョ”です。知らない世界を探究することが好きで理系の道を突き進んだそう。アナウンサーになったのは、“理系に進んでも研究者以外になれる可能性”を示したいと思ったからだと聞きました」(前出・テレビ局関係者)
初任地となった岡山放送局も和久田アナと縁が深い。
女子アナに詳しいライターの島本拓氏が語る。
「岡山放送局は和久田アナの最初の赴任先でもあります。そこで人気が出て、入社4年目で東京に異動になった。松本アナの初々しい姿に、新人時代の和久田アナを重ねる人たちは多く、同じような活躍を期待する声が上がっています。数年後が楽しみな逸材です」
アナウンサーの道を探究し続け、エースに上りつめる日は来るか。
※週刊ポスト2022年8月19・26日号