タレントの小島瑠璃子(28)が、中国での活動を見据えて、来年から中国の大学に留学することを発表した。8月8日、Twitterに直筆メッセージを投稿し、「28歳、一度ゼロからチャレンジしてみようと思います!!」と宣言。「具体的な移住のタイミングは世の中の状況をみて判断しようと思います」としつつ、「今は移住に向けて日本での活動を少しずつセーブさせてもらっています」と現状を明かした。
小島はかねてより中国進出に意欲を示し、2019年11月には中国最大級のSNS「微博(Weibo)」でアカウントを開設するなど、着々と準備を進めてきた。
「新型コロナウイルス感染拡大により一度頓挫した進出計画を満を持して再開するのでしょう。小島さんは大ブレイクを経験したからこそ今後の芸能活動をどうすべきか熟考し、“日本を飛び出す”という結論に達しました。2020年に出演した番組で、『もう1回、ゼロから組む作業をしたい』と中国進出への思いを語っていました。
現地のドラマに多数出演し、『中国で最も有名な日本人』と呼ばれる俳優・矢野浩二さん(52)が今年5月からホリプロインターナショナル所属となり、小島さんと同系列の所属事務所に。今回の決断の背景には、その後ろ盾も大きいはずです」(芸能記者)
今年1月には、小島と矢野の対談動画も公開された。その中で小島は、「3年前から勉強を始めた」として、中国語で早口言葉を披露。「中国に行ったら歌手もやってみたい」「中国の皆さんの前で歌いたい」と歌手活動へのあこがれも明かした。
コラボのあと、矢野は〈彼女は中国でも可能性が十分あります〉と小島に太鼓判を押し、〈最も人気の抖音(TikTok)では僕と小島さんの対談動画は121万視聴数、64000いいね。アカウント数億人と言われる快手(kuaishou)では788万視聴数、30万いいね。予想以上の反響です。彼女に対しての可能性を示した数字ですね〉と、その根拠をTwitterで説明していた。
小島の語学力には、現地在住のジャーナリストも舌を巻く。
「2020年2月に出演したYouTube動画で、まだ勉強を始めて1年だという小島さんが中国語を披露していましたが、中国人スタッフがざわめくほどキレイな発音でした。しかし、今は当時よりさらにスキルアップしています。矢野さんとのコラボ動画では、言葉に詰まることなく中国語で流暢にトークしていました。中国人の友人とカラオケに行って歌うことも多く、コラボ動画では中国語で歌声も披露していました。
日常会話は全く問題なく、中国の教育部が認定する国際的な語学検定『HSK(漢語水平考試)』だと5級、6級に相当する実力ではないでしょうか。『HSK』6級の合格点があれば、中国のトップ大学である北京大学や清華大学、復旦大学などが留学に要求するレベルを十分満たしています」(現地在住ジャーナリスト)
全盛期は“こじるり無双”と呼ばれる活躍ぶりだった小島。中国の芸能界でも“無双”することができるか。